SJ−妹溺愛主義−part7

決心 ページ35

ジヨンside


あの２人、今日も手を繋いでる…


Aがなにも言わないから、私もなにも言えないけど、ドンジュンくん何考えてるんだろ？

　

お昼休みが終わって、教室に戻ると、Aに話しかけられる


ユナクくんが席を外そうとしたけど、Aがそれを止めた


ジヨン：「どうしたの？」


A：「あのね、ドンジュンくんとユイのことなんだけど…」


ユナク：「うん」

　

やっと素直な気持ちを言ってくれるのかな？


ちょっと期待した

　

A：「最近、２人が仲良くて気になるかもしれないけど、ドンジュンくんと私はいつも通りだから心配しないで！」


ジヨン：「Aはユイちゃんと仲良くしてるドンジュンくんを見て何も思わないの？」


A：「そんなことないよ。 恥ずかしいけど、ユイには嫉妬する」


ジヨン：「だったら…」


A：「いいの。 ドンジュンくんのこと信じてるし、ユイは大事な友達だもん」


ユナク：「Aちゃん…」


A：「だから、２人とも心配しないで、いつも通りにして」


ジヨン：「でも…それじゃAが辛いじゃん」


A：「あたしは大丈夫だから」


ユナク：「本当に無理してない？」


A：「うん！ 付き合うときにね、ジョンスオッパとお互いを信じるって約束したから」


ジヨン：「そっか♪ でも、なにかあったら言うんだよ！ いつでも味方だからね！」


ユナク：「俺も！」


A：「２人ともありがとう♪」


そう言って笑ったAは笑顔だった

　

Aって強いな！

　

Aになにかあったら、ドンジュンを泣かせてやるんだからー

　

そう決心した私だった

制服デート→←決まった

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す