SJ−妹溺愛主義−part7

ジョンスさん ページ14

ドンジュンside


部活が始まってから教室に忘れ物をしたことに気づき、
取りに帰って校庭へ急ぐべく階段を下りているとなにやら人だかり


昇降口にはジョンスさん


そういえば、昨日の電話で三者面談があるって言ってたな

　

大人しく階段で待っていると、ユイちゃんがやってきた


ビックリした表情のユイちゃん


Aちゃんがユイちゃんにはお兄さんたちのことをまだ話していないって言ってたのを思い出して、状況が理解できないんだなと思った


文化祭のときは俺もそうだったし気持ちはわかるｗ
　


周りが少し静かになったかと思うと、いつものようにAちゃんとハグするジョンスさんの姿


家族だから当たり前なんだけど、きっと俺の顔は歪んでいるはずだｗ


ジョンスさんかっこいいし、なんとなく嫌なのは事実ｗｗ
　


こっちに向かってくるので、
端によけようとすると、俺のシャツを引っ張るユイちゃん


どうしたのかと思って振り向いたと同時にAちゃんに声を掛けられた
　


A：「ドンジュンくん！ あーユイも一緒だぁ」


ドンジュン：「こんにちは♪」


ジョンス：「おう！ ドンジュン！元気にしてるか？」


ドンジュン：「はい！」


ジョンス：「Aは子どもだから付き合うの大変だろ？ｗ」


ドンジュン：「そんなことないですよー」


話している間もシャツを握り続けるユイちゃん


ジョンスさんに勘違いされたら困るんですけど！

　

ジョンス：「A、こちらは？」


A：「こっちはユイだよ♪ ほら、飛行機で隣の席だった子！」


ジョンス：「あーあの子か！ はじめまして♪ うちのAがお世話になってます」


そう言って、右手を差し出すジョンスさん

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