SJ−妹溺愛主義−part23

用意周到 ページ24

イェソンside


思ってたより早く収録が終わったから卒業おめでとうケーキを買って宿舎に帰ってきた俺たち


争奪戦のシャワータイムもひと段落してみんなで卒業式のビデオを見る



いよいよAの制服姿も見納め



もう３年も経ったのか…


隣で感慨深げに見入っているカンインヒョンの肩に寄り掛かった



ソンミンとリョウクはリビングの飾りつけに必死


用意周到な弟たち


本当に素晴らしい！



それにしても完璧なアングル！


早起きして並んだ甲斐があったな♪


今日のために買った新しいカメラが良い仕事してる


そんなことを思ってると玄関のドアが開く音がした



キュヒョン：「しーっ！電気消して！」



立っていたハンギョンヒョンが電気を消した



ヒチョル：「テレビも！」


シンドン：「おぅ！」



暗闇の中、静寂が訪れた


Aが玄関の電気をつける音がする



そろそろ入ってくるー！と思ったその瞬間


鳴ったインターホン



キボム：「は？」



こんな時に誰だよー！



インターホン画面を確認しに行くウニョク


ドンヘ：「誰？」


ウニョク：「ミノ！」


ドンヘ：「は？」


ソンミン：「ドンヘ声大きい！」


ハンギョン：「ってことは…」


ドンヘ：「Aがミノにとられちゃう！」



急いで立ち上がったドンヘの後を追いかけて玄関へと向かった

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