SJ−妹溺愛主義−part16

年下のくせに ページ39

その声に気付いて横を向くヌナ


手を振りながらこっちに向かってくる男の子が見える
　


ヌナの友達？
　


ダッシュで近づいてきたからハグを解いて手を繋ぐ


ヨンファ：「ヌナー会いたかったです！」


A：「走ってこなくてもｗ お昼に会ったじゃんｗ」


ヨンファ：「そうですけど、いつでも会いたいんです！」


A：「また、そんな可愛いこと言ってｗ」

　

なんか僕を置いて話が盛り上がってる…


てか、会いたいってなに？


ヌナのこと好きなわけ？

　

テミン：「ヌナ、この子だれ？」


A：「一緒にランチしてるヨンファくん！新入生なの！」


ヨンファ：「初めまして。ヨンファです。」


テミン：「テミンです」


ヨンファ：「テミンさんはヌナの彼氏ですか？」


A：「違うよー大事な弟♪♪」


ヨンファ：「よかったぁー！ 僕、ヌナに彼氏とかいたら悲しくなっちゃいますもん」


A：「まーた！ｗ ホント可愛いんだからｗ」

　

ヨンファくんが愛嬌炸裂なのも、ヌナが笑顔なのもすごく嫌！


年下のくせにムカつく。


僕だって愛嬌なら負けないもん！！
　


テミン：「ヌナ、時間ないから行こう！」


ヨンファ：「どこ行くんですか？」


テミン：「お子ちゃまじゃ、入れないとこ！」


A：「なに言ってんのーテミナｗ」


テミン：「ヌナ！いくよ！」
　


繋いでた手を引っ張って早足で歩く


せっかくヌナとのデートなのに、ヨンファくんのせいでイライラする

　

僕のヌナなのに！
　


僕の態度に戸惑うヌナを連れて、駅に向かった

機嫌→←デート

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す