SJ−妹溺愛主義−part16

駄々 ページ31

A：「体調悪いの？」


キボム：「うん」


A：「痛いとこある？」


キボム：「痛いとこはないけど…」


A：「じゃあ風邪？」


キボム：「…違う…Aが足りない…」


A：「えっ？」


キボム：「Aが足りないのぉー。」


そう言ってギュッと抱きしめた

　

A：「オッパかわいいｗ」


キボム：「可愛くない！ このまま寝る〜」


A：「メイクしたままじゃん！ 顔だけ洗ってきてよぉ」


キボム：「やだぁーこのまま寝る！」


久しぶりに駄々をこねてみたｗ

　

A：「わかったょ。ちょっと離して…」


離してあげると、トコトコと自分の部屋に入るA

　

まさか置いていかれた？
　


そう思って立ち上がった瞬間、Aが戻ってきた


手にはメイク落としのシート♪

　

A：「オッパ〜お目目つぶって〜」


やたら楽しそうに近づいてくるから、思わず目をつぶった

　

ほっぺにAの暖かい手とシートの冷たい感触

　

キボム：「もういい？」


A：「まぁだｗ」


メイクはされ慣れているけど、落としてもらうことってあんまりないかもｗ


ちゃんと化粧水と乳液までぬってくれて嬉しい♪

　

A：「たくさんメイクしてるんだねｗ もうとれたから寝よう♪」


キボム：「うん♪」


ニコって笑ってブランケットを片づけるA

　

後ろから抱きついて、そのまま部屋に行く

　

一緒にベッドに入って、Aの心音を聞きながら眠りについた

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