SJ−妹溺愛主義−part14

仲直り ページ25

頭を下げたままのAの顔を上げさせる


カンイン：「トゥギヒョンがどんな思いで２日間を過ごしてたか考えたことあるか？」

　

なるべく冷静に…


言葉を選んで話すけど、すでに感情のコントロールができなくなりそう…

　

カンイン：「Aの一言でどれだけヒョンが傷ついたと思ってるんだよ」


A：「ごめんなさい」


カンイン：「ヒョンは常にAのことを大切に思ってた…それはわかるよね？」


A：「うん」


カンイン：「そんなヒョンに酷すぎる言葉をAは言ったんだよ」

　

Aが泣いてる


でも、俺も抑えが利かない

　

カンイン：「一度放った言葉は永遠に消えない…わかるでしょ？」


A：「はぃ」


カンイン：「でも、そんなAをヒョンは許した。Aのことが大好きだから許してくれたの」


A：「うん」


カンイン：「それをちゃんと心の中に仕舞っておいて。 もう二度とヒョンにそんな悲しい思いをさせないで！」


A：「わかった。」


カンイン：「話はそれだけ…」


A：「オッパ…ちゃんと言ってくれてありがとう。あたしオッパと仲直りできるまで何回でもくるから…」


カンイン：「…ばーか。もう許してるってゆーの」


A：「おっぱ…」


カンイン：「あんな態度とって、厳しいこと言ってごめんな。大丈夫だよ！俺もAが大好きだから」


A：「…よかったぁ。」

　

安心して泣いているAをギュって抱きしめてあげる

　

カンイン：「そんなに泣くなよー」


A：「だって、嬉しいから」


カンイン：「俺もAが戻ってきてくれて嬉しいよ」

　

まだ泣いているAの目尻にポッポ


ビックリして泣き止んだAを連れてリビングへ戻った

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