SJ−妹溺愛主義−part12

素直 ページ6

A side


やっと解放され、時計を見るともうすぐ交代の時間


大半をお兄ちゃんたちに占められた２時間が終わった
　


あのあと、カンインオッパには気合いで負けて、ジョンスオッパには勝った！


その様子もずっとビデオに撮られていたから、家に帰るのが怖いなｗ

　

お兄ちゃんたちが帰ってからは、お店も空いたし、ドンジュンくんも来たし♪


約束通り、ソンヨル先輩も来てくれて、４人で写真を撮った


それからは、ドンジュンくんと２人でいろんなクラスを回って楽しかったなぁ♪♪
　


後夜祭を終えて家に帰ってくると、家には誰もいなかった


ホワイトボードを見るとみんなお仕事
　


なんとなく寂しくなって、さっき別れたばかりのドンジュンくんに電話をしながら自分の部屋に入る
　


A：「もしもし」


ドンジュン：「どうした？」


A：「家に誰もいなくて少し寂しくて…」


ドンジュン：「お兄さんたちは仕事？」


A：「そうみたい」

　

あれから、ドンジュンくんには自分の思ってることを少しだけ素直に伝えられるようになった…と思う


もちろんドンジュンくんの気持ちもちゃんと考えられるように努力しているつもりだし

　

ドンジュン：「相変わらず忙しいねｗ」


A：「そうだね」


ドンジュン：「でも、今日も来てくれたんでしょ？」


A：「うん♪」


ドンジュン：「俺も会えたらよかったんだけど…」


A：「そうだね！ 今度、オッパたちが居るときに遊びにきてね」


ドンジュン：「うん♪」


A：「明日も部活？」


ドンジュン：「うん！ あと２週間で全国大会だからね！」


A：「そうだよね！ また応援に行くから！」


ドンジュン：「ありがと♪」

　

ずっと一緒にいたはずなのに２人で話していると本当に楽しくて、お兄ちゃんたちが帰ってきたのも気づかなかった

お返し→←萌え萌えジャンケン

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す