SJ−妹溺愛主義−part12

昼寝 ページ38

カンインside


思ったよりも早く仕事が終わって、宿舎に帰るとAがいた


今日は日曜日だったのかｗ


他のみんなはまだ仕事みたいで、宿舎には２人きりだ

　

少し遅めの昼食を作ってもらって、Aと話しながら美味しくいただく


トゥギヒョンから、Aが元気ないって聞いていたけど、いまのところそんな様子は見られない


楽しそうに話を聞いてくれて、俺が大好きないつものAだった

　

ホットケーキをペロッとたいらげ、食器を洗いに行くAの背中を見ながら、ソファーで横になる


こんなことしてたらきっと太るけど、天気もいいし、昼寝でもしたい気分♪

　

静かに目を閉じて寝そうになった瞬間、Aの携帯が鳴った


ディスプレイにはドンジュンの文字

　

Aは気付いてないし、そのまま切ってしまおうかとも思ったが、優しい俺はAを呼んであげることにするｗ


大声で呼ぶと、走ってきたA

　
電話に出る声を聴きながら、目を閉じた
　


「すごーい！」


「よかった！」


「あたしも嬉しい！」


を連発するA


そんなにいいことがあったのか♪と思ってAを見ると涙目になってる


泣くなんて、かなり嬉しいんだな！

　

Aにいいことがあって良かったと思って、再び目を閉じた

　

１〜２分話して電話を切った様子なのに、泣き止む気配がない…


そんな泣き方に違和感を覚えて、
起き上がった俺の目に飛び込んできたのは、うずくまって必死に嗚咽をこらえているAだった

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