SJ−妹溺愛主義−part12

お月様の日 ページ31

ソンミンside


予定よりも仕事が早く終わって、家に帰ると、Aがキッチンで料理の真っ最中だった


今日はAと２人で夕食だ♪
　


A：「おかえり」


ソンミン：「ただいま」


ギュッとハグして、目を合わせる


なんか顔色悪くないか？

　

ソンミン：「体調悪いの？」


A：「ちょっとだけお腹が痛くて…」


ソンミン：「大丈夫？ あとはやるから、休んでていいよ」


A：「平気だよ！ さっき薬飲んだし」


ソンミン：「いいって。 今日は２人なんだからさ♪」

　

ソファーまで連れて行って、寝かせる


丸まってるAにブランケットをかけてあげた
　


A：「ありがと」


ソンミン：「いいえ♪ お腹冷えたの？」


A：「そうじゃなくて…//」


ソンミン：「あぁ…お月様の日ねｗ」


A：「うん//」


少しでも痛みがやわらぐようにお腹をさすってあげる

　

ときどき顔を歪めるA


女の子って大変だよな。

　

ずっと男ばっかりの中で育ってきたから、気にしたこともなかったけど、
Aと家族になってからは、女の子にはそういう気遣いも必要なんだなってわかった

　

Aが宿舎に来て、最初に体調が悪くなったときは、とにかくビックリして大変だったんだｗ


トゥギヒョンはすごく心配して無理やりにでも病院に連れて行こうとするし、
Aは恥ずかしいのか理由を言わないまま、絶対に行きたくないって猛反発するし…

　

結局、帰ってきたヒチョルヒョンがAの様子を見ていて気付いたらしく、Aを部屋に連れて行って事なきを得たんだよなｗ


その日からみんなはヒチョルヒョンのことを今まで以上に尊敬するようになった！


ヒョンは女を知っていると！！ｗ

　

そこから、スタイリストのヌナに来てもらって勉強会！


なにもわからなかった僕たちは少しだけ大人になったって話ｗ

　

そんなことを思い出して、すごく懐かしい気持ちになった


ふとAを見ると、すやすや眠っている


少し寝れば、痛みも軽くなるだろう♪

　

Aの可愛いおでこにポッポして、料理の仕上げに取り掛かることにした

ママ→←将来

ラッキーアイテム

革ベルト

→ 目次へ｜作品を作る｜感想を書く
他の作品を探す