SJ−妹溺愛主義−part12

将来 ページ30

ジヨンside


放課後、部活をサボってAとカフェに行く
　


昨日ソンヨル先輩に聞いた話…


あたしだったら耐えられなそうだけど、Aの本心はどうなんだろ？


昨晩はずっとそんなことを考えていた
　


駅前のカフェに入り、ミルクティーを２つ注文する


なんかドキドキしてきた
　


A：「ドンジュンくんの話きいた？」


ジヨン：「先輩からちょこっとね。 Aはどう思ってんの？」


A：「あたしは…応援したいよ！ でも…」


ジヨン：「でも？」


A：「今みたいに会えなくなるのは嫌だな…」


ジヨン：「そうだよね…」


A：「頭ではわかってるんだよ…小さいころからの夢を叶えるためのチャンスだし…」


ジヨン：「うん」


A：「わかってるんだけど…やっぱり寂しい。今みたいじゃなくなっちゃうのは…」


ジヨン：「気持ちわかるよ」


A：「ありがと」


ジヨン：「ずっとこのままがいいって思うけど、あたしたち…もう将来を考えなきゃいけない年齢なんだね」


A：「うん」


ジヨン：「でもさ、ちょっとだけならドンジュンくんにわがまま言ってもいいと思う」


A：「迷惑にならないかな？」


ジヨン：「大丈夫だよ。 ドンジュンくんだって、寂しいはずだもん」


A：「１人で行くんだもんね」


ジヨン：「うん。心細いし、不安だと思うよ。」


A：「そうだよね。 支えてあげなきゃだね！」


ジヨン：「うん♪ Aならできるよ！」


A：「ありがとう♪」

　
笑顔になるAを見て少し安心する
　


将来のことなんて誰にもわからないけど、いつまでも２人の関係が続けばいいなぁと思った

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