SJ−妹溺愛主義−part12

出発の日 ページ13

ドンヘside


起きると、一緒に寝たはずのAはすでに居なかった

　

今日は中国へ向かう日


着替えてリビングに行くと、いつものように書き置きがある
　


中国で活動できるのは嬉しいけど、
３週間って意外と長いからAやヒョンたちに会えないのは寂しくて、ちょっとだけ気分が沈む


行ったら行ったで忙しくて、寂しさなんかあんまり気にならないんだろうけどねｗ

　

部屋を片付けたあと、準備しておいたスーツケースを持って、メンバーと一緒に空港に向かう
　


空港にはたくさんのペンが送りに来てくれた


中には泣いてる子もいたから、もらい泣きしそうになって慌ててサングラスをかける

　

軽くご飯を食べようってことになってカフェでバケットをほおばっていると、Aから電話がかかってきた
　


A：「もしもし？ オッパ？」


ドンヘ：「オッパだよ♪」


A：「もう中国なの？」


ドンヘ：「まだ韓国ｗ」


A：「そっか！ お仕事頑張ってきてね」


ドンヘ：「ありがと♪ 寂しくなったら電話してもいい？」


A：「いいよｗ あたしも寂しくなったら電話する！」


ドンヘ：「うん！」


A：「他のオッパたちにもよろしく伝えてね」


ドンヘ：「わかった♪」

　

Aが俺だけに電話をくれたことがすごく嬉しくて、少しだけテンションが上がった♪


そんな俺を見て微笑むハンギョンヒョンｗ

　

飛行機に乗るとあっという間に中国に着いた


宿泊先のホテルにはチョウミとヘンリーがすでに到着していて、久しぶりの再会に嬉しくなる

　

荷物を置くと早速着替えて、１つ目の仕事となる音楽番組の収録に向かった

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