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「 みぃと付き合うことになった。 」
松村「 え、誰が？ 」
「 俺。 」
森本「 うわ〜、まじ？樹ついに告ったの？ 」
「 まあ、その辺はご想像にお任せします。 」
まだSixTONES結成前だったから、その時は一部の人間にしか報告しなかった。
後々、みんなにちゃんと報告したんだけど、その話はまた今度ということで。
「 前髪切った？かわいい。 」
「 大学の入学式さ、俺もついてっていい？ 」
「 学校にその服でいくの？可愛いからやめて。 」
「 …誕生日プレゼント？くれんの？可愛すぎんだろ。 」
付き合ってからは更に可愛く見えるし、Aも素直に甘えてくれるようになったから、俺たちの関係は良好。
一時期ちょっと色々あったりはしたけど、それでも一緒にいる時間が何よりも幸せで、「 こいつ以外に愛せる女とか一生いないだろうな。 」って本気で思った。
ジェシー「 ま〜た樹がみぃ観察してる。 」
高地「 こいつ毎日じゃん。 」
京本「 可愛いからね、みぃ。俺たちも癒されるじゃん？あの寝顔。 」
SixTONESになってからは、そんな溺愛男が増えたわけだけど、俺が一番。
それだけは変わらない。
何してても愛おしいし、毎日確実に10回以上は「 かわいい。 」って伝えてる。
松村「 でもこの子、可愛いより最近は綺麗って言われたいんでしょう？ 」
森本「 なんか言ってたね。インタビューだっけ？ 」
楽屋で眠ってる姿を観察してたら、メンバーの視線が俺に向けられる。
「 可愛いでいいんだよ。俺にとってはずっと可愛いまんまなんだから。 」
京本「 みぃが綺麗がいいって言ったらどうすんの？ 」
「 それはない。俺からは永遠に可愛いをあげるって言ってっから。 」
高地「 永遠誓えない宣言どこいった？ 」
そんなん、ファンとか世間のイメージに対するブランディング対策。
まあ、最近バレつつあるんだけど。
「 俺にとってみぃだけが特別だから。他の女には誓わねーよ。 」
松村「 ここまで樹に言わせるのもすごいよね、この子。 」
離れた時期に、尚更そう思った。
俺にはこの子がどれだけ必要で、特別なのか。
あの時期の話は、辛くて思い出したくないけど、あれがあったからこそ、俺たちはお互いの必要性がわかった。
俺たちが、一度別れた後のこと。
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作者名：moi | 作成日時：2024年3月26日 23時
