溺愛カップル観察日記、一冊目。 -Ryosuke.Y-

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「どうしよう…っ…私、涼介に嫌いって言っちゃった…





もし…別れるってなったら…私…っ」





侑李「あぁぁ…泣かないでA…」





落ち着いてきたと思ったら、





またじわじわと涙がこみ上げてきたA。





光「…分かった。山田には、俺らが言っておくよ。」





「…え?」





光「だって、Aが行ったらきっと山田も気まずいでしょ?





だから、俺らで事情を話してみるよ。





しかも、明日なんでしょ?記念日。





今日の放課後、知念と裕翔と圭人と一緒にいな?





俺らで山田のところ行くから。」





「…うん…」





雄也「そんなので別れさせねーよ。」





「…ありがとうっ…皆…」





裕翔「よし、じゃあ食べよう!!もう時間もあんまりないし!」





慧「お腹空いた〜…」





少し元気を取り戻して、お弁当を食べ始めたAだったけど





やっぱり、俺らじゃいつものAに戻せなかったみたい。





山田ぁ…





やっぱり、お前じゃないとAを任せらんねーよ…。

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