溺愛 ページ17
エレベーターに乗ると
1階には行かず
エレベーターは上昇した。
『え？』
NJ「あ、ごめん。
どうしてもAちゃんに
見せたいところがあって。」
ナムジュンさんは、
ここの屋上が
今の時期になると風が心地よくて
読書にぴったりなんだと話してくれた。
本当に屋上は落ち着く空間で
『…すごい素敵です。』
NJ「夜になったら星もたくさん見えるからさ。
どうしてもここの場所教えたくて。」
Aちゃん、星好きって言ってたから。
と頭をかいて笑っていた。
夕焼けに照らされたナムジュンさんの笑顔は
とてもあたたかかった。
私たちは再びエレベーターに乗り
1階に向かった。
皆さんが居るダイニングまでは
他愛もない話で盛り上がり
私たちは
ナムジュニオッパとAと
呼ぶ関係までになった。
ナムジュニオッパは
知的なのにどこか抜けていて
話しやすい方だった。
ダイニングにはいると
TH「あ、やっとAちゃん来た！」
と子犬のようにこちらに駆け寄ってくる。
お手！と言ってみようか？((
それともおすわり！と言ってみようか？((
なんて考えてたらテヒョンオッパは目の前に居て
TH「Aちゃん！これ着けて！」
と渡された三角帽子。
『えぇ…テヒョンオッパがつけましょ？
きっと私より似合いますよ！！」
TH「僕のはあるのーー。ほら、早く！」
あ、あるんだ。と内心思いながらも
半強制的に付けられた
三角帽子。
これも、これもと、
【本日の主役】のタスキに
ハッピーバースデーとかかれた眼鏡。
これはまるで
今朝のアッパじゃないか。
TH「うん！可愛い！こっち座って」
本気で言ってます？
可愛いですか？
この格好。
テヒョンオッパに手を引かれ
誕生日席というものに生まれて初めて座った。
テヒョンオッパは私の斜め前に座って
口を四角にして笑っている。
HS「フフフ笑笑Aちゃんすごく似合ってる…笑」
肩を震わせて言ってきた。
『からかってます…？笑』
HS「ぇ、いや！滅相も御座いません！
とてもお似合いですよ？お嬢さん？」
お、お嬢さん…！？
またアイドルのイベントか何かかと思った。
本当にこの調子で
この家にいたら寿命10年は縮まるなと確信した。
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エマ - 主人公と自分の誕生日が一緒だったのでびっくりしました。とても面白くて自分にもあんな兄がいたらと思ってしまいました^_^これからも楽しみにしています！頑張ってください‼︎ (2022年1月28日 10時) (
レス) @page32 id: 97607e720c (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - たろ。さん» コメントありがとうございます◎グクの誕生日の次の日がお誕生日だなんて！！運命ですね…！羨ましいです！亀更新で申し訳ありませんでした！これからどんどん更新していきますので楽しんでくださると嬉しいです◎ (2021年8月8日 14時) (レス) id: 9326354abb (このIDを非表示/違反報告)
たろ。(プロフ) - 主人公の誕生日が私と同じでめちゃくちゃ感動しました……内容もとても素敵でもっともっと読みたい衝動に駆られました…！ (2021年4月19日 17時) (レス) id: ba071d904f (このIDを非表示/違反報告)
白夜(プロフ) - ゆんさん» お待たせ致しました！更新しました:)楽しんでくださると光栄です！ (2021年3月12日 17時) (レス) id: ce1ceffe6d (このIDを非表示/違反報告)
ゆん - 続き待っていまーす! (2021年3月12日 16時) (レス) id: b33e67921d (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：白夜 | 作成日時：2021年3月8日 0時
