第043話「これからは」 ページ1
朝。
岩のターミナルから少し離れた場所で
私たちは休憩を兼ねた作戦会議を行っていた
これからはどうするのか、っていう話だけど…
ネー「輝二がガルムモンに進化したから助かったけど」
ボコ「完敗じゃったなあ〜」
確かに輝二君がガルムモンに超進化していなかったら…
皆のスピリットは奪われていたと思う。
泉やヴォルフモンが助けてくれなかったら私もあの時にやられていた。
だからこそ何とかしなくちゃって思うけど…
友樹「ごめんなさい…僕のせいで…」
泉「違うわ、友樹のせいじゃないわ
…友樹が悪いんじゃないの…」
なんだか…泉って凄いなって思えてくる。
よく皆のことを見ている、っていうか…
臨機応変に対応してくれているというか…
昨日は私を笑わせる為に色々とやってくれてたし…
それが現に朝まで続いてたし…
泉のおかげで私はここまで復帰したわけだし…。
泉は凄いなあ
純平「今度アイツにあったら俺が泉ちゃんのスピリットを取り戻してやる!」
A「そんな事を言って大丈夫なの?」
純平「当たり前だろ!?
俺は励ましてるんだぜ」
輝二「アホらしい」
拓也「ただの口だけかよ」
輝二君と拓也君が呆れた顔をして、
泉がさっきよりも落ち込んだ表情をする
泉「私が鋼のハートだったら…はぁ〜…」
A「泉怖いよ…(汗)」
泣きそうな顔をする泉が私の肩に頭を乗せると、
苦笑しながらも泉の背中を優しく撫でた
ネー「鋼のハートって、何だか怖いね〜」
ボコ「うるさいわいバカモン」
ネー「僕ネーモンだけど」
ボコ「同じじゃハラ」
拓也「とにかく!」
今にでも喧嘩しそうなボコモンとネーモンの間に割って入った拓也君が、
全員を見下ろしながら話す
拓也「森のターミナルに向かうしかない」
純平「ちょっ!?泉ちゃんのスピリットはどうなるんだよ!?」
A「私たち全員でフォローしあって奪い返すだけだよ」
純平「そんな簡単にいうけどな〜!」
…全員で力を合わせなければ、
大切な物でさえも守れない…
泉「A…」
A「森のターミナルに向えばグロットモンが私たちの後を追って来ないはずがない。
だったら一石二鳥、じゃないかな?」
拓也君たちが頷く中、
純平だけはどうも納得のいかない顔をしていた
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美樹 - 初めまして、美樹です!更新頑張ってくださいね♪(p^-^)p (2014年11月9日 20時) (レス) id: fbf07ec4c0 (このIDを非表示/違反報告)
かなりん - お久しぶりです。かなりんです。 (2014年5月15日 16時) (レス) id: 301d6a13bb (このIDを非表示/違反報告)
ふなパンマン(プロフ) - おもしろすぎるっっ頑張って下さい(*'▽') (2014年3月24日 15時) (レス) id: 31e143a33e (このIDを非表示/違反報告)
あんこあら - 初めまして!あんこあらです!更新頑張ってくださいっ!! (2014年1月22日 18時) (レス) id: 199de3d884 (このIDを非表示/違反報告)
ユッキー(プロフ) - 初めましてユッキーです。面白いです。更新頑張って下さい更新 (2013年12月22日 16時) (レス) id: e64606020a (このIDを非表示/違反報告)
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