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楓果が目を覚ますと、そこは手入れ部屋だった。
障子から淡い月光がさしこんでいる様子から、深夜だということが分かる。
起き上がろうとして、ふと違和感を感じた。
目線を下げると、楓果を取り囲むようにして粟田口が眠っていた。
その中でも、鯰尾、骨喰、五虎退は楓果の手を握り、目を腫らしながら眠っている。
弟達のさらさらとした髪をすくと、まぶたがピクリと動いた。
鯰尾「…ん、あ…れ？楓果…姉？」
骨喰「…楓果姉…目が覚めた…のか…？」
『心配かけてしまったようだね？大丈夫、私はここにいるよ。』
楓果の存在を確かめるように手を握る二人を落ち着かせようと、楓果は手を握り返しながら大丈夫と繰り返す。
二人は目が冴えたのか、心境を話してくれた。
鯰尾「厨が崩れて、楓果姉が埋められたとき、また失うんじゃ…！って思った。記憶がないのに怖いって思いだけ残ってて、どうすればって…！」
骨喰「俺がいたから怪我をしたんじゃって、すごく自分を責めた。手を離したら、二度と帰ってこないんじゃないかって…！」
涙をポロポロ流しながら告げられる二人の思いを、楓果は泣きながら聞いていた。
そして、三人である誓いを立てる。
【もう絶対、離れたりしない】と。
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文月 - そうなんですよ〜私、鹿児島県民なのですが、実際にありますよ〜私は鶴丸高校じゃありませんでしたけど… 。作品応援してます！ (2021年10月4日 18時) (
レス) @page23 id: 8b6ff42e9c (このIDを非表示/違反報告)
暁 - 更新まってました！ 蛍きてくれて良かったですね！ 池田屋・・・大変ですよ・・・ 最初、ぜんっぜんボスマスいかないし 槍の攻撃はやすぎるし、刀装いっぱい消えるし・・・ 極にしたい子いっぱいだし←・・・長々とごめんなさいっ！ これからも、応援してます！！ (2019年7月30日 2時) (レス) id: f3a52100c6 (このIDを非表示/違反報告)
雪 - ありがとうございました！凄く良かったです(* >ω<) (2019年7月29日 8時) (レス) id: 3b90f32177 (このIDを非表示/違反報告)
りんご - 三三七拍子さん» ありがとうございます！更新がどんどんミドリムシ速度になっていますが、楽しんでいってください。出身地、惜しいです。生まれも育ちも鹿児島ですね〜。 (2019年7月22日 17時) (レス) id: 6bf2e05b92 (このIDを非表示/違反報告)
三三七拍子 - いつも拝読させて頂いております！めっちゃ面白いです！今更ですが、(少し流血のシーンあり)の前の話の終わりの方言、宮崎ですか？(私は仙台生まれの宮崎育ちです) (2019年7月18日 22時) (レス) id: fda3082ed3 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：りんご | 作成日時：2019年2月15日 23時
