だから信用出来ねえんだ。〈四十話〉 ページ48
【?side】
ああ、クソ。
体が思うように動かない。
「やっぱり異世界の奴らはダメだった。交渉決裂だな。」
目の前で余裕綽々と立つ男を俺は倒れたまま睨みつける。
「てめえ!!晋助様を離せッス!!ぶち殺すぞ!!」
遠くからそんな声が聞こえてくる。
「油断しちゃったなあ。まさか、この世界の人間がこんなに強いなんて。」
俺の隣からは同じように取り押さえられた男が呑気につぶやく。
「お前ら…自分がどんな状況に立ってんのか分かってるよなあ?」
“交渉相手”はゆっくりと俺に歩み寄り、
「っ……!!」
踏みつけられたところからじわじわと痛みが広がっていく。
『何で…何で────
あの時のお前の言葉…今なら痛いほど胸にしみてくる。
あんな顔させて悪かった。
「すまなかった…A。」
「誰の話してんだ?今は死柄木様が話してんだろうが!!」
「おまわりさーん!!こっちでーす!!!」
どこからかガキの声が耳に入る。
「……警察か!!死柄木様…ここは一旦……。」
「………そうだな。こんな雑魚の相手してるだけ無駄だ。」
流石に奴らも見つかるのはまずいと思ったのか、さっさとあいつらはとんずらし始めやった。
「おい……次会った時は今度こそ息の根を止めてお前らの首をヒーローの前に晒してやる。それまで精々生き延びることだな────
────────高杉晋助。」
俺の意識はそこで途絶えた。
みんなから※重要!!→←特売帰りに面倒ごとに巻き込まれるってついてない〈三十九話〉
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水星少女(プロフ) - あの…『戦場の赤椿は異世界に』というのはどうですか？ あっ、嫌なら別にいいんですが (2018年3月22日 21時) (
レス) id: 96968e3529 (このIDを非表示/違反報告)
青龍ーセイリュウー(プロフ) - 神威と高杉は味方希望をお願いします！ (2018年2月20日 19時) (レス) id: f865ccf273 (このIDを非表示/違反報告)
ぽんすけ(プロフ) - 神威と高杉は味方を希望します！ (2018年2月16日 1時) (レス) id: ec0f1c1943 (このIDを非表示/違反報告)
デイナン(プロフ) - 明日香さん» 本当ですか!また同士が発見できて嬉しいです!! (2018年2月15日 8時) (レス) id: d6cc0a1211 (このIDを非表示/違反報告)
明日香(プロフ) - 私も、相澤先生好きです！ (2018年2月14日 21時) (レス) id: 4a69884102 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：deinareina0320 | 作成日時：2018年1月13日 0時
