戦場に咲く赤椿と恐れられた彼女は仲間とともに異世界にやってきた。【銀魂×ヒロアカ】 (ページ22)

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渡す順番はちゃんと考えた方がいい。〈番外編〉ページ22

作るシーンとか書くのが面倒なので飛ばします。←←

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─────そして、バレンタインデー当日。

なのだが、銀時は一向に起きてこない。

新「二人ともそんなにそわそわしてどうしたんですか?」

貴「なっ何でもないよ。」

神「あのクソニート相変わらず起きるの遅いなって思ってただけネ。」

新「はぁ…。」

何があってもばれるわけにはいかないのだが、やはりイライラが募ってくる。

貴「(こっちはまだ色んな奴に渡さなきゃいけないのよ!!)」

こんなところでぼけーっと居座ってる場合じゃない。

貴「神楽、新八。私ちょっと出かけてくるね。」

神「どこ行くアルか?」

神楽の奴…『一人にしないで』って言いたげな顔してる…。

でも、、、、

貴「行くところ(・・・・・)があるの。」

神「!……分かったアル。」

新「いってらっしゃい!」

さすがの神楽も察してくれたのか、少し残念そうな顔で私を見送ってくれた。

──────────

貴「さぁて…あのアホはどこにいるのかなぁ。」

町をぶらつきながら私はある人を探しています。

えっ?

誰をって??

それは…………。

貴「いた。」

私が視界に捉えたのは黒髪ロングの袴姿の男。

そして、隣には人間なのかそうなのかよく分からない白い生き物。

貴「おーい!─────

─────ヅラ!エリザベス!」

小「ヅラじゃない桂だ!」

エ『Aさんじゃないですか。一体どうしたんですか。』

貴「今日は二人に渡したいものがあってね…。」

そしたら、桂は不思議そうに首を傾げた。

小「お前が渡したいものがあるなんて…一体今日は何の日なんだ?」

貴「ヅラ…。あんた…今日何の日か知らないの?」

エ『桂さん時代遅れですね。』

小「だからヅラじゃない!桂だ!!」

貴「はいはい。それもう飽きたから。」

時間も勿体無いと思ったので、私は手に持った手提げ袋から二つ小さな袋を出した。

貴「これ、二人に。」

小「これは…チョコか?」

貴「うん。今日バレンタインデーだから。」

小「おっ俺に…?」

貴「勘違いしないでよね!それは義理チョコだから!!」

小「そっそうか…。」

何で残念そうな顔してるのよアンタは…。

貴「次に行かなきゃ…。」

小「もう行くのか?」

エ『残念です。』

貴「私は忙しいのよ。」

次は誰に渡すかな…。

「おっヅラとAじゃないか!」