三ページ目 ページ4
貴「ここが雄英高校かぁ・・・。」
無事に雄英高校に着いたのだが…。
貴「高校にしては大きすぎでしょ…。」
流石最高峰と言ったところなのか。
貴「えっと・・・会場此方だっけ・・・?」
場所判んなくなっちゃった。←←
「どけデク!!」
「かっちゃん!!」
おぉ、何かあの爆発頭と蓬髪君一際目立ってるなぁ。
てか、爆発頭の方って最近テレビでやってたヘドロ事件の被害者じゃなかったか?
よーしあの爆発頭に会場の場所教えてもらおう。←←
貴「ねぇねぇ。」
「あっ⁉っんだてめぇ?」
貴「会場何処か判らないから教えてくれない?」
「はぁ⁉何で俺が教えなきゃいけねぇんだよ!!」
優しくないなー此の少年は。
太宰さんだったら絶対に教えてくれるのに。
貴「ケチだなぁ・・・いいよ。じゃああの緑の蓬髪君に聞いてくるからッ・・・!?」
諦めて爆発頭と一緒に居た緑の蓬髪君の所へ行こうとしたら腕を思いっきり引っ張られた。
貴「なっ何・・・?」
「・・・教えてやる。」
貴「・・・えっ?」
「だから、俺が会場の場所教えてやるって言ってんだろ!!」
貴「・・・。」
「何か文句あんのか!?」
何だ此奴。
さっきまで何で俺が教えなきゃいけないんだとか云って厭がってた癖に。
真坂、あの緑の蓬髪君に対抗心でも燃やしてるのか?
変な奴。←←←
貴「・・・別に。じゃあお言葉に甘えて案内してもらお。」
「・・・お前、名前は。」
貴「・・・・・沙村。沙村A。貴方は?」
「爆豪勝己。俺は
其れを云う彼の横顔はさっきより少しだけ格好良く見えた。
貴「・・・望むところだよ。」
まぁ、きっとお互いの目標は違うだろうけど、益々此の高校に行きたくなってしまった。
爆「着いたぞ。」
貴「あっ本当だ。」
何時の間にか会場に着いたみたいで、大勢の受験生で溢れかえっていた。
爆「沙村の受験番号は何番なんだ?」
貴「私は8999だよ。」
爆「なら、上の方だな。俺はこっちだからじゃあな。」
貴「あっ。」
足早に去ろうとした彼の服を勢い余って掴んでしまった。
爆「なっ何だよ・・・。」
貴「えっと、案内してくれて有り難う。お互い受験頑張ろうね。」
爆「っ・・・おっおぅ。」
貴「じゃあ!」
久しぶりに探偵社の人間以外の人と話せてよかったと思いながら私は自分の席へと急いだ。
「かっちゃん顔赤いけど大丈夫?」
爆「うるせぇ!!」
この小説をお気に入り追加 (しおり)
登録すれば後で更新された順に見れます 29人がお気に入り
お気に入り作者に追加
違反報告 - ルール違反の作品はココから報告
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名：deinareina0320 | 作成日時：2018年1月11日 18時
