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目に入ったのは
いつもの医務室とは違う、見慣れない天井だった
暗くて... 陰気。 窓はない石壁の小さな部屋に
ポツンと置かれたベッドとテーブル
鉄扉の上部は鉄格子になっていて
そこから覗けば、ただ暗い廊下が見えるだけだった
『 処刑.... 』
宿儺が言ってたことは理解した。
ドラマでよく見る刑務所みたいなこの部屋で
処刑の日まで閉じ込められる....
唯一ドラマと違うのは、
壁一面にお札が貼られてることくらいだろうか
札に触れると、バチ..ッと指が弾かれた
「目は覚めたかい？」
そう言って扉を開けた人に 目を見開いた
『五条... せんせ.. 』
_____ 無事だったんだ
そのことが何より嬉しかった
変わらぬ姿で、
最後にこうして会えたことも....
『先生... ごめんなさい。わたしのせいで... 』
五「謝る必要はないさ
夏油の方が一枚上手だった、それだけだ」
『違...っ わたしが、夏油のことを黙ってたから、 』
俯いたわたしの頬に
先生の手が優しく触れた
五「謝るのは俺の方だ...
Aの処刑を 覆せなかった」
重い口を開く。 そんな声だった
『.... わたしが悪いだけだから、
先生が謝る必要ないよ 』
�� たぶん、二度はない_____ ��
あの時 そう言われてたのに....
『でも.... 虎杖は助けて欲しい 』
五「.... 2人とも助けるさ
上層部全員、皆殺しにしてもね 」
『 ....っ』
そんなことしたら、
天祢を助けた.... 宿儺みたいだ
『先生... わたしは大丈夫だから、その代わり... 』
宿儺を祓ってほしい。
そう言うと、先生は一瞬驚いた様子だったけど
頬にあった手をするりと頭に回して
わたしを引き寄せた
五「 分かった ....
_____ じゃあその時は、俺と一緒になってくれる？」
耳元で聞こえたのは
いつものふざけた声じゃなくて、
穏やかな... でも何処か不安そうな声だった
それに面食らったわたしは、
反射的に 小さく頷いてしまったように思う
クス.. と笑みを零した先生はそのままわたしの髪を撫でて
静かに部屋を出て行った
ガチャン
鍵の閉まる無機質な音が
やけに大きく聞こえた
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むーこ - ハピエンで嬉しかったです！末長いみんなの幸せを願って！！。。はてさて、虎杖はいずこへ。。。？ (2月8日 23時) (
レス) @page29 id: 612ac16389 (このIDを非表示/違反報告)
ゆーずず - 虎杖失踪事件についてw (7月16日 2時) (レス) @page29 id: 43bbee3845 (このIDを非表示/違反報告)
狐 - 、、虎杖、、お前のことは一生忘れないよｗｗ (5月14日 12時) (レス) id: 5f87212f07 (このIDを非表示/違反報告)
sakku - え？虎杖もそうだし、五条先生の気持ちとか番外編あったら嬉しいです…！ (2022年4月11日 15時) (レス) id: cb92df40a9 (このIDを非表示/違反報告)
わわわ - 怒涛の虎杖消失コメに思わず笑ってしまった (2022年1月23日 15時) (レス) id: ba7673d727 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゆ
| 作成日時：2021年2月26日 21時
