懸想 ページ11
.
気付けば
わたしは奴の掌の上だった
「今はただ.. 君に感謝を」
_____ 負けた
真っ暗な空間で
一瞬で悟った... 死。
「ふふふッ 惜しかったね
死んだかと思ったけど、おかげで領域展開出来たよ
円空天祢の魂... どうなるのかな」
もう、呪力は残ってない
立ってるのが... やっとだ
�犒�の魂で形を作ったらどうなると思う？��
思い出すのは
「君の魂 .... すごく大きいね
造りがいがありそうだよ」
夏油には怒られちゃうかも.. なんて嗤う呪霊の顔が
人生最後にみる顔だなんて...
抵抗する気はない。
しても無駄だから
むしろ、天祢の姿になるのなら
宿儺は.....
喜ぶかもしれない
でも
最期に、 会いたかった
バリン... ｯ
____ ？
何かが割れた音を見上げれば
領域内へ差し込んできた光と.... 誰かの影
「い... いたどり？』
それを認識した時、脳に響いたのは
�� 言った筈だぞ
______ 二度はないと ��
空気が凍るかのような
冷たい声。
けど、何故だかすごく...
安心した
ビシ...ッ と顔から胴まで斬れた呪霊から
噴き出していく真っ赤な血...
�� こいつの魂にも触れたか...
余程、命が要らぬとみえる ��
ズバッ... と増えた赤い線...
パリーンッ..と領域が崩れたと同時に
わたしも倒れ込んだけど
不思議と痛みは感じなかった
「 A... ッ！！」
近くで虎杖の焦る声が... 聞こえた気がした
.
どれくらい眠っていただろう
温かい感覚にそっと目を開けば
白い着物に黒い襟巻き....
その奥に見えるのは、ピンクの髪と.... 赭い空。
『すく... な』
名前を呼べば
じっと何かを考えていたような目が
こちらに向けられた
「やっと目覚めたか
ひ弱な人間... 難儀なことだ」
口の端を上げてそう言うが、
嫌味ったらしい訳でも
煩わしそうにする訳でもない
ただ、その優しい表情に
トクリ.. と心を奪われた
.
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あ - 九尾の狐の話と全く一緒じゃないですか？パクリですか？ (2022年6月17日 13時) (
レス) @page21 id: 62db63c2e6 (このIDを非表示/違反報告)
たゆ(プロフ) - ひなさん» 宿儺推し仲間ですねッ嬉しいです〜！宿儺様の魅力は中毒性ありますよね...一気読みして頂けるなんてありがとうございます！！更新頑張らせて頂きます！！ (2021年3月20日 6時) (レス) id: fc0dc7d623 (このIDを非表示/違反報告)
ひな - さいきん、呪術廻戦にハマり私は何故か宿儺様に惹かれてしまって…。この小説見つけてもう一気読みしてしまいました。かなり面白いです！！続き楽しみにしています(*^^*) (2021年3月19日 1時) (レス) id: 2984822c22 (このIDを非表示/違反報告)
たゆ(プロフ) - Rukaさん» 嬉しいコメントありがとうございます！更新頑張りますねッこれからもよろしくお願いします〜！！ (2021年2月24日 20時) (レス) id: fc0dc7d623 (このIDを非表示/違反報告)
Ruka(プロフ) - とても楽しく作品を読ませていただきました！更新の方大変かと思いますが、これからも応援してます！ (2021年2月23日 18時) (レス) id: d1533cda69 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゆ
| 作成日時：2021年1月3日 12時
