∴いざ遊郭へ ページ37
しのぶさんの一言が効いたのか、
わたしを横抱き(いわゆる姫抱き？)に抱え直した宇髄さん...
その走る速さは、空を飛ぶような感覚だ
そういえば宇髄さんは、さっき
�狒碓錣箸いぁ△匹い弔發海い弔皚�
って言ってた... 善逸くん、宇髄さんに会ったのかな...
宇「もう日暮れだ、遊郭の手前に藤の花の家紋の家がある。
そこで急いで着替ろ。」
『はい...っ 』
___え？ 着替えるの？？
そうこう言ってる間に、藤の花が咲く大きな家で、
女の人に着替えさせられたわたし...
な、なんか... え？
露出が多いような....
首回りがざっくりと抜かれ、
髪の毛も綺麗に結い上げ直されスースーする
炭治郎くんにもらった簪だけはそのままにしてもらったけど
足元も、、なんていうか、見えてはないけど
歩いたらすぐに はだけそうな感じだ....
『う... 宇髄さん... 』
宇「................ ド派手になったじゃねぇか！行くぞっ！」
_____恥ずかしい...
絶対似合ってないよ...
宇髄さんもわたしのこと見て固まったと思ったら、目合わせてくれないし！！
あぁ、穴があったら入りたい...
だけどいざ花街に入ると、嘘のように気にならなくなった
だって周りには、わたしより露出度の高い着物を着た女の人が大勢いる
それぞれお客と思われる男性と腕を組んで、仲良さげに歩いてはお店に入り、もしくは出てきたり、といった様子だ
もちろんわたしも宇髄さんと腕を組んでいる...
___街に溶け込むのが目的だもんね... 堂々としなきゃ
宇「...俺は鬼がいねぇか探さなきゃならねぇ
お前はとにかく怪しまれないように振る舞えばいいだけだ
...そんな緊張すんな 」
優しく微笑みかけられると、うっかり惚れてしまいそうなくらいの色男だ
嫁が3人もいる人に惚れたりはしないけど...
「おや、あんたは前に会ったような... 今日は客として来てるのかい？ 」
宇「これはこれは、荻本屋さん！ 今日はちょっと羽を伸ばしにね、 」
荻「... この子はどこの子だい？ 見ない顔だね 」
ギロッと見られて固まるわたし...
ど、どうしよう...
宇「...ときと屋の新入りだよ、気に入ったんで一発で決めちまった。 次は荻本屋さんに行かせてもらうよ 」
荻「えらく別嬪じゃないか... ときと屋め、いつの間にこんな子を... また仕事で来た時はいい子紹介しておくれよ 」
....わたしはとにかく笑顔で乗り越えた
良かった、バレなかった、、
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ゆゆゆ(プロフ) - てぃーさん» あれ、非公開にしてたつもりでした...！ご指摘ありがとうございます。ちゃんと整えてから、公開させて頂きますね。嬉しいお言葉ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します！ (2020年2月23日 18時) (
レス) id: de881357a8 (このIDを非表示/違反報告)
てぃー - カナオじゃなくてカナヲだと思います！体調を崩さないように気をつけて、更新頑張ってください！とても好きな作品なので応援してます！！ (2020年2月23日 18時) (レス) id: 50c72e5b00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - れたすさん» 本当ですね、ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きました。 (2020年2月19日 19時) (レス) id: de881357a8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 親方様ではなく御館様ですよ。意味が違ってしまいます。 (2020年2月19日 16時) (レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ねこ缶さん» ごめんなさい初心者なもので..！ご指摘ありがとうございます！ (2020年2月14日 0時) (レス) id: 681aa23816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：たゆ
| 作成日時：2020年2月13日 22時
