∵ ページ34
善逸side
____ やばい...やばいやばい.....
次の日、布団で目を覚ました俺。
冷静に昨日のことを思い出す...
あの時は頭に血が上って、
ついAちゃんに...
「俺... 嫌われたんじゃないっ!?」
ガバッと体を起こすと、
布団の上にはチュン太郎...
チュン....チュンチュン!
「なんだよ.. Aちゃんに謝れって言ってるのか?」
チュン!
「俺だって謝りたいけどさぁ.. でもさぁ、ゆ...遊郭だよ...!?
しかも、あの宇髄さんとなんて...」
チュン...
「ってかAちゃんに嫁になれってどーゆーことだよ!?あいつ嫁3人もいるだろ...!!」
....こんなところでウダウダしてる場合じゃない
「行くぞっ チュン太郎!」
俺は布団を飛び出した
_____________________
宇「よぉ、どーした?」
「ハァ.... ハァ.... ハァ.... お、お前.. ハァ... 」
朝ごはんなんか食べる暇なく音柱の家に向かうと、
丁度門をくぐってどこかへ向かおうとしている宇髄さんと鉢合わせた
宇「なに息切らしてんだ? 気持ちわりぃ奴だ 」
「さっ...3人も嫁がいるのに、4人目を作ろうとしてるやつに言われる筋合いはない!!!
ふっざけんなよこの野郎!!?
今日Aちゃんを... 遊郭に連れて行くのは遠慮してもらう!!!」
息を切らしながらも、俺は叫んだ
宇「あぁ!? いきなり 何言ってやがる...
...Aのことか? はっ お前Aに惚れてやがるのか? 」
ニヤニヤと口に手を当てる音柱...
「お.. 俺のことはいいんだよ!とにかく、嫁なんて認めない!!!
今後一切、Aちゃんには近付かないで頂きたい!!!」
宇「俺に指図してんじゃねぇ!!!
...まぁそもそもお前には無理だぜ、諦めな。
Aにはお前みたいな地味なガキよりも、俺様のような派手で大人な男がいいに決まってる!!」
「...遊郭には俺が行く!俺がまた女装すれば良いだろ!?」
宇「いや、お前じゃだめだ。女装にでも目覚めたか?
言うまでもなく、Aの方が自然だし別嬪だ。
今日は街に溶け込むことが優先される 」
俺様は忙しいからお前の相手をしてる暇はねぇ
そう言い残したかと思うと、
もうごま粒程の大きさに見える距離ができている..
そもそも.... Aちゃんを嫁にしようとしてる時点で
俺の申し入れは聞き入れてくれないだろうと思ってた
....思ってたけど
遊郭なんて色んな意味で危険すぎるだろ...
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ゆゆゆ(プロフ) - てぃーさん» あれ、非公開にしてたつもりでした...!ご指摘ありがとうございます。ちゃんと整えてから、公開させて頂きますね。嬉しいお言葉ありがとうございます。今後ともよろしくお願い致します! (2020年2月23日 18時) (レス) id: de881357a8 (このIDを非表示/違反報告)
てぃー - カナオじゃなくてカナヲだと思います!体調を崩さないように気をつけて、更新頑張ってください!とても好きな作品なので応援してます!! (2020年2月23日 18時) (レス) id: 50c72e5b00 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - れたすさん» 本当ですね、ご指摘ありがとうございます。修正させて頂きました。 (2020年2月19日 19時) (レス) id: de881357a8 (このIDを非表示/違反報告)
れたす(プロフ) - 親方様ではなく御館様ですよ。意味が違ってしまいます。 (2020年2月19日 16時) (レス) id: 6b14e12bb4 (このIDを非表示/違反報告)
ゆゆゆ(プロフ) - ねこ缶さん» ごめんなさい初心者なもので..!ご指摘ありがとうございます! (2020年2月14日 0時) (レス) id: 681aa23816 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:たゆ | 作成日時:2020年2月13日 22時