【ONEPIECE】裏七×セイレーンＳＷ編 (ページ8)

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6　海軍元帥と女性海兵　＊月姫州ページ8

深夜亥刻になりローナはセンゴク元帥と言う海軍の頂点に所属している人物へ会いに向かった。彼の部屋は灯りがあり、中を見られないようにカーテンを閉めていたが小さな隙間からそれがこぼれていたので窓の外から確認しノックを使用とすると同時に一人の女海兵がその部屋にいた。
(もう海兵の労働時間は過ぎているはず....)
疑問を抱えながらも、気配を消し部屋の中から聞こえる話し声に耳を傾け見張った。

センゴク
｢夜分遅くにすまないな、シャーチ｣

シャーチ
｢いえ。丁度仕事を終え、息をついていました｣

中の様子を見ているとピリピリとした雰囲気が感じられ、今日の出来事での会話なのかと思い聞いていたが、少し和んで居るようにも見えた。

センゴク
｢忙しいところすまないが…、シャーチ、お前は金獅子の事をどう思う｣

シャーチ
｢その前に、一つよろしいでしょうか？｣

がすると、いきなり目の前の窓が突然勢い良く開いた。

ローナ
｢あっあら、見つかっちゃった.....テヘッ！｣

ローナを目の前にしたセンゴクは口を大きく開き目も見開いていた。

センゴク
｢ロ…ローナ！？｣

相当、驚いているようだ。
ローナも、自分がバレていたなんて考えてもいなかった。
だけど女海兵だけは目を離すことなく目を細め、警戒をしていた。

ローナ
｢いやいや、正直気付かれないようにとしてたのになぁ。凄いね、君｣
シャーチ
｢…違和感があったもので。｣

そりゃそうだ、女海兵は気配ではなく『違和感』と言う直感で当てていた。

シャーチ
｢センゴク元帥、そちらの方は？｣

ローナ
｢あぁ、ごめんごめん。
私はローナだよ。よろしく｣

窓の縁に腰を掛け微笑み女海兵へ手を差し伸べた。

シャーチ
｢ラズル・シャーチと申します｣

そう自己紹介を終えるとローナの元へ近づき差し伸べた手を握り握手を交わした。