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６ 海賊の傘下 ※月姫州 ページ42
建物の中に入るローナとヴァレンスだが、"シキの傘下たち"はスーツ姿で酒を交わしていた。
ヴァレンス
｢ローナさん...そのまま奥に進んじゃうと俺たち浮いちゃいませんか？｣
ローナ
｢......確かに！！｣
タンクトップに短パン...公園で遊ぶ子どものような服装ではどう見たって、この場所では浮いているように見える。
ローナ
｢うーん...早速シキから服を借りるか！｣
ヴァレンス
｢ほ、本当にそんな事出来るんですか？｣
ローナ
｢当然だよ！！｣
自信満々で言うローナ。ヴァレンスは戸惑いながらも2人は誰もいない部屋に忍び込み、ツバキとヒバに何着か服を借りてきて貰った。
ヴァレンス
｢これ、本人に借りると言っていないから...窃盗では？｣
ローナ
｢......ボソッ(シキよ、服を少しの間借りるぞ...)今私が言ったから大丈夫だよ！｣
伝わっているはずだっ！と言わんばかりの表情で着替えるローナ。
ヴァレンスは｢はぁ...｣とため息をついた。
続く
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作者名：闇呼び＆月姫州 x他1人 | 作成日時：2019年4月12日 23時
