３ ｢伝説の海賊｣ ＊月姫州 ページ5
ある日の夕方巳刻頃
シキ
｢おい...お前も俺に着いて来んだろう？海軍本部に｣
？
｢そうだね...｣
シキ
｢ジハハハッ！湿気てんなおい！｣
部下1
｢親分、海軍本部に着きました｣
シキ
｢やっとこの時が来た...見てろよロジャー!!｣
これは、ある少女の旅の話
朝、ある島の真ん中にあるホテルの一室に少女が1人と3匹の神獣が泊まっていた。
ツバキ
「朝です！起きてください！」
ショウビ
「主、まだ寝るのかい？」
ヒバ
「おなかすいタ、」
布団の中から少女が出てきた。
ローナ
「はいはい、起きますよ〜....」
この少女の名はローナ 自由に旅などをしている。
ツバキ
「やっとお目覚めになられましたか！」
この子は狼のツバキ いつも私には敬語で ローナのお世話役だが他の人には言葉がきつい
ショウビ
「主〜！(すりすり)」
肩に乗ってきた龍はショウビ 身だしなみをかっこよく決めて居て誰とでも仲良くなり明るくて 甘えん坊な子
ヒバ
「ねぇ、朝ごはん食べに行コ？」
腕と腰に巻き付く蛇はヒバ 語尾が少しだけおかしくて あまり表情を変えない静かな子だ
この３匹は昔からの友達、神獣なのだ。
時々ローナの身体を借り、狼のツバキは大地を動かし、龍のショウビは雷を降らし、蛇のヒバは嵐を呼ぶことが出来る。この子らを怒らしたら手が付けられない、とっても面倒なのだ。だが、とてつもなく可愛い。
その4人が島の裏側の浜で散歩をしていたら空から男が降りてきた。
シキ
｢よォ、久しぶりだな...桜獣｣
ローナ
｢その呼名で呼ばれたのは何年ぶりになるだろう...金獅子の｣
男の名は｢金獅子のシキ｣
昔、海軍に捕まり大監獄から抜け出したと言う実力を持つ伝説の海賊
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作者名：闇呼び＆月姫州 x他1人 | 作成日時：2019年4月12日 23時
