【ONEPIECE】裏七×セイレーンＳＷ編 (ページ32)

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３０　信頼と結託2 ページ32

　しかし、シャーチはこうと決めたら絶対に動かない。彼女の絶対のストッパーと成りうるおつるは現在この島にはいないのだ

シャーチ｢オレがやると言ったらやるんだ。攻撃される可能性があっても着いてくると言ったのはお前だぞ、ショウビ｣
ショウビ｢確かに僕はそう言ったけど....無茶ありすぎだよ｣

シャーチ｢オレは一応お前が有能だと思って提案した。出来そうに無いなら見切りをつけてハナからしない。

お前がコレを仕組んだ奴らに対して怒りを覚えているように見えたから、乗ってくれると期待した｣

　シャーチは真っ直ぐショウビの目を見据えてそう語る
　いくら無理難題を提案されても、この瞳に見つめられれば、どんな堅物も文句を言いつつもいつも根負けしてしまうのだ

　海軍の元帥であるセンゴクだって、この瞳に何度負けたか分からない……

　シャーチの自覚は薄いが、彼女は万物を従えさせる才覚が確かに存在するのだ。それは彼女が覇王色の覇気を持っている時点で分かりきっているようなものだが……

　そして、必ず期間内…もしくはそれ以前に終わってしまう

ショウビ｢そっか、わかったよ！
その代わり、覚悟してよね！｣

　その返事を聞き、シャーチは口角を上げ、立ち上がり、そのまま森の奥へと入っていく
　ショウビは龍の姿に戻り、シャーチに付き添い、森へと入っていった