‐important‐私が神として貴方に出来るいくつかの事【ノラガミ】 (ページ9)

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【Noside】

「こ、黄葉？

落ち着いたら？」

震えながら

黄葉の怒りを逆撫でしないように

話しかけるA

「はぁ…」

「(セーフっ)」

「あのさ

毘沙門さんに言われてるだろ？」

「それは…」

Aは顔を背ける

黄葉は背けるな

と言ってAを全力で睨む

Aは渋々黄葉の目を真っ直ぐと見つめる

黄葉は何を思ったのか

少し顔を赤くし

目を背けようとしたが

Aに注意したばかりなのを思い出し

Aを見つめ返す

ここで余談

Aは毘沙門と仲が良いと言っても

過言ではなく

毘沙門に変化(ﾍﾝｹﾞ)は

無闇にするなと言われているのだ

「だって毘沙門恐いんだもーん((ﾑｩｯ」

「いや、恐いなら無闇に変化するなよ」

Aは変化

…つまり化けるのが上手なのだ

猫の耳などがAについたのは

化けたからだ

「御前様、お風呂のよういが

終了いたしました

何時でもどうぞ」

「うん

鈴葉、ありがとうね」

「…はい」

鈴葉が微かに笑う

「((ｿﾜｿﾜ」

「？

御前様、どうしたんですか？」

「？！

あの、明日毘沙門の所に行くから」

「？

どういう事ですか？」

いつの間にか歩葉も来ていた

「つまりAは

楽しみで落ち着いてられないってこと」

「なっ

黄葉！？なんでいうの！？

や、やめてよっ((汗」

「別にいいでしょ

いざ明日になって

"毘沙門の家ー！！わーい！！"((裏声

とか言って暴れるんだから」

「「「…

ﾌﾟｯ!!」」」

「あははっ

こ、黄葉！？

ははっな、なにそれ

わ、私の声真似なの！？ｗｗｗ」

「はは

す、すごいにてるよー((棒」

「そっくりですねﾌﾟｯ!ﾌﾌﾌｯ!」

「っ

うるさい」

黄葉はだんだんと恥ずかしくなったのか

顔を少しばかり赤く染めた

「「「(いや、うるさくさせたのは

黄葉なんだけどね…？)」」」

「というか黄葉

紅葉、知らない？」