‐important‐私が神として貴方に出来るいくつかの事【ノラガミ】

story10-多くの神器 ページ12

【Aside】





「歩葉、黄葉、鈴葉！」





ひとまず神器達を 元に戻す

冷静に行かなくてはならない…





「まずは黄葉！

通り魔による被害をこれ以上広げるな！」


「了解っ！」


「さぁて

鈴器！」





私は鈴器を持ちバッタに飛びかかる

一体目を倒した後

鈴葉に戻して黄葉の援護にまわす





「歩器！」





さらに歩器で二体目を射抜く



でも、三体目が見当たらない








気が付かなかった

まさか、背後に回っていただなんて…！





「っ！」


「Aーーー！！」





よく聞く声だった





「毘沙門っ！ それに囷巴！」


「ったく、何やっているんだ」


「お嬢、通り魔だ」


「なんほど

それならAのいつもの腕が立たないはずだ」





そうだ、通り魔だけは大嫌いなのだ





「そんなことよりもっ

死霊が！」


「こちらで預かる」


「でも毘沙門！」





ｷｯと毘沙門に睨まれてしまう





「よいのか？」


「あぁ」





既に毘沙門の所には多くの神器がいる

まぁ私も５人は神器がいる

でも毘沙門のところよりは

とても少ないのだ





「ごめんなさい…」





ポロッとこぼれた言葉

だれも答えるはずが無いのに

誰かに笑われた気がした…

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