寝ぼけてる…？ ページ32
【Aside】
ここに私がいなければ
いたらいけないの…？
遥と出会って変われたのに…？
さよならしないとなの…？
私はいつの間にか涙を流していた
「遥ぁ
私どおすれば…」
「なにが…」
声の方を見るとそこには
眠そうに目をこすっている遥の姿があった
「ん…？
泣いてるの？」
「あっ
これは…」
「ふぅん」
「って遥！？
ちょっ
きゃんっ！」
遥が私に抱きつく
ど、どうしたの…？
「泣かないで」
「なっ
だから泣いてないっ」
「そーやって意地張るの？」
「なんなの！？
遥？どうしたの？」
「別に…」
抱きしめたまま離れようとしない遥
寝ぼけているようだ
「遥、大丈夫？」
「それはこっちのセリフで…」
私は遥の口に人差し指を当てて
強制的に言葉を遮る
でもその指を
そっと話してからまた言った
「言っとくけど
僕は寝ぼけてないよ？」
寝ぼけていないらしい
抱きあっている様な状態だから
眠そうな顔かはわからないけれど
たしかに声ははっきりとしている
でも怪しい←
「うそだぁ」
「嘘じゃない
目、閉じたままおきてたから」
「えっ…？」
じゃあ
あの変な声も全部聞いてたってこと…？
「話も聞いてたの…？」
「うん
それと僕の声じゃないかって疑っていたAの事もしっかりとね」
うぅ
見られてたぁ
「誰かの仕業とわかったし
Aが関係してるのなら
もうさよならかな」
だよね
ごめんね遥迷惑かけて
「狐のAと」
「え？」
「？
僕は狐のAとはさよならだなって言っただけだけど…？」
「あ、え？
じゃあ…」
遥の発言を促す
「うん
本当の事を父さんと母さんに話してから
みんなに話そう
それでいい？」
ここに、いられるかもってこと…？
「うれしいっ」
強く遥を抱き返した…ーーー
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純怜(プロフ) - なぎさん» コメントありがとうございます！すごく支えになります！これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2015年11月8日 7時) (
レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
なぎ - ほんと面白いです！遥めっちゃ好きなので読む度にニヤけますwこれからも頑張ってください(^^) (2015年11月8日 1時) (レス) id: 385899ed5e (このIDを非表示/違反報告)
純怜(プロフ) - 結弦さん» 今読んでる中で1番好きだなんて！ありがとうございます！！駄作ですが今後もよろしくおねがいします！ (2015年9月14日 8時) (レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
結弦(プロフ) - とても面白いです！！応援してます！これからも頑張って下さい！今読んでる小説の中で1番好きです！ (2015年9月14日 1時) (レス) id: 22cea662d7 (このIDを非表示/違反報告)
純怜(プロフ) - 夏さん» そうですか…ちょっと覗いて下さいこの駄作者なにさせるんだよ！とかでいいのでコメント下さい((殴 (2015年8月11日 7時) (レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純怜 | 作成日時：2015年7月12日 19時
