一緒 ページ4
【遥side】
なんだ…
え？
聞き間違い？
なんで一人で？
それってお茶会じゃないだろ
「お茶会？」
「？、だって」
そう言ってAちゃんは
さっきまで居た木を指さす
そこにはティーカップが置いてある
「本当だ…、紅茶？」
するとAちゃんは首を横に振り
こう言った
「なんもない」
「は！？」
「何も飲んでない」
「それ、お茶会なの？」
あはは
と笑ってから空を見上げるAちゃん
「久しぶり」
「？」
「こうやって人と笑うの久しぶり」
「そっか、
あ
そうだ、Aちゃんこれ欲しい？
ていうかあげる」
「ふぇ！？」
半ば押し付けるように
渡したそれは
さっき間違えて買ったコーヒー牛乳だ
「いいの？」
「いや、あげるって」
するとAちゃんは
恐る恐るコーヒー牛乳を飲む
「うっ！
おいしぃっ！！！！！！」
「よ、よかった」
飲んだことが無いのだろうか？
Aちゃんは
コーヒー牛乳を相当気に入ったらしい
「よかったら、またあげようか？」
「いいのっ！？
あ、でも、ダメだよ、迷惑かけちゃうし
お金もかかるし…」
「あ、忘れてた
僕、櫻田遥」
「え''
櫻田って、
！？
申し訳ございませんっ！
今までのご無礼お許しくださいっ！」
「いやいや
いいって」
「ひっそり暮らしてるからさ
全然顔がわかんなくて」
「でも何で櫻田家については
しってるの？」
単なる質問だった
はずなのだが…
Aちゃんは少し暗い顔をしてから
こう言った
「私も、一緒だから……」
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純怜(プロフ) - なぎさん» コメントありがとうございます！すごく支えになります！これからもどうぞ宜しくお願いします！ (2015年11月8日 7時) (
レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
なぎ - ほんと面白いです！遥めっちゃ好きなので読む度にニヤけますwこれからも頑張ってください(^^) (2015年11月8日 1時) (レス) id: 385899ed5e (このIDを非表示/違反報告)
純怜(プロフ) - 結弦さん» 今読んでる中で1番好きだなんて！ありがとうございます！！駄作ですが今後もよろしくおねがいします！ (2015年9月14日 8時) (レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
結弦(プロフ) - とても面白いです！！応援してます！これからも頑張って下さい！今読んでる小説の中で1番好きです！ (2015年9月14日 1時) (レス) id: 22cea662d7 (このIDを非表示/違反報告)
純怜(プロフ) - 夏さん» そうですか…ちょっと覗いて下さいこの駄作者なにさせるんだよ！とかでいいのでコメント下さい((殴 (2015年8月11日 7時) (レス) id: 7c49e805bd (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：純怜 | 作成日時：2015年7月12日 19時
