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料理 ページ14

A


やっと高専に戻ってきた

…疲れた

眠い



「ねぇ!これからどーすんの?」


「ん〜、そーだねー
…Aに寮案内してあげよっか」

「おっ、Aの部屋はどこにすんの?」


「私の隣でいいでしょっ」

「ま、それがいいかな」



…私が話さないうちに、どんどん決まっていく

「僕は寮には住まないから
前みたいに一緒にはいれないね
僕がいないと寂しくない?」


「…悟先生がいなくても問題は無い」

「えー、もう一緒に寝れないんだよー?」


「平気」


「教師が生徒に言ってると考えるとキモイわね」

「………」


元々悟は仕事が忙しいせいで
家でもあまり一緒にいることがないし

いたとしても、
テレビを見るのを邪魔してきたり
私のベッドに入ってきて、睡眠妨害をしてきたり


「全く問題なかった…」


「そうよね、先生家事出来なそうだし」

「えぇ〜、酷くない?
これでも料理は出来なくはないよ
ねぇ、A、恵」


私と恵くんを自信ありげに見てくるけど、
悟にご飯を作ってもらった記憶はほとんどない


あるとすれば、悟がやたらとご機嫌に帰ってきた日の夜ご飯

「あれは酷かった…」

「俺も1回だけ届けてもらったことがあるが
あれはちょっと…」

「えっ!?」


「え、先生そんな下手なの?」

「どう見ても下手そうじゃない」


普段外食ばっかりで、普通の人の作る料理を初めて食べたから、あれが普通なのかと思った

茹でるだけの麺のゆで時間を間違えて
ほとんど真っ直ぐのままの麺に、
冷えたソースに切られてない野菜

悟はパスタだって言ってたけど…、




「…でも、その後に悟先生が持ってきたプリンは美味しかった」

「ん?プリン?」

「…あぁ、あれ?
あれ、恵の手作りだよ」


「…恵くん?」


私、そんな前から恵くんと関わりあったんだ


「ありがとね、恵くん
美味しかったよ」


「あ、あぁ」


「っと、早く部屋行っちゃおー」

部屋→←お兄ちゃん



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和辛子チャンクン - あっ、最っ高 (2020年11月27日 20時) (レス) id: 41e89cb5b9 (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - ありがとうございます!これからもよろしくお願いします! (2020年11月21日 19時) (レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
ろじゃ(プロフ) - やだ…最高だわ…五条先生の妹とか人生勝ち組やん… (2020年11月15日 22時) (レス) id: 6502c82acd (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:AIKA | 作成日時:2020年11月15日 17時

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