11話 過去編 ページ12
｢ぱぱ…、｣
｢父さんと呼べと言っているだろｯ!!｣
｢…ｯ｣
あの日はいつもの通り
父さんと訓練していた
｢もっと早く動けｯ!｣
｢グダグダするなｯ!!｣
｢結城家の面を汚すようなことをするなｯ!!｣
｢ごめんなさｯ｣
｢こんなのだから…、
もっと力のある男なら｣
｢…あいつも女しか産めずに役立たつが｣
毎日やる辛い訓練
歴史ある家のため…
女に生まれた出来損ない
家族を家族だと思わない父親
なにもかも嫌になって
飛び出した
父さんの怒鳴り声は聞こえた
でも、無視した
この日だけは、
初めて父さんから逃げた
そして、雨の中
焦凍と出会った
土砂降りなのに
傘をささないで、ただ突っ立って
私を見つめたその目は
鋭く、怖いと思った
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紅 - AIKAさん» 作者様お疲れ様でした！！ (2020年6月1日 0時) (
レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - ドストライクでしたよ！d(^_^o) (2020年5月29日 23時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
AIKA(プロフ) - 紅さん» 神だなんて..！恐れ多い!!リク通りにできたのかめちゃくちゃ不安だったので良かったです！ (2020年5月28日 21時) (レス) id: ee1c91436f (このIDを非表示/違反報告)
紅 - AIKAさん» ありがとうございます！神として崇拝させて下さい！！ (2020年5月28日 21時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
紅 - AIKAさん» ありがとうございます！ (2020年5月26日 20時) (レス) id: 0f7176d954 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：AIKA | 作成日時：2020年5月10日 10時
