第110話 ページ10
貴女side
貴女「………」
太宰「…A…」
これ以上ないほど兄さんは目を見開いた
太宰「君…そんな目するの」
貴女「…目?」
だが兄が驚いていたのも束の間
厳しい表情になり低い声で云った
太宰「…君がその気なら、矢張り探偵社に入れる」
貴女「その気って、」
太宰「私と生きるのを拒まない事だ
社長が協力的な今、君をマフィアに置いておく理由がない
探偵社に来るんだA」
樋口「…矢張りこうなりましたか」
貴女「兄さん、探偵社は潰れる。マフィアが安全です
それに私には中也さんが、」
太宰「探偵社は潰れない。必ず。
中也の事は…考える」
貴女「………」
樋口「交渉決裂のようですね」
身体から全身の力が抜ける
貴女「…Qが列車に乗っています」
太宰「…まさかっ」
血相を変え飛び出した兄さんは私の背中に投げかけた
太宰「必ず君を探偵社員にする」
貴女「……」
ピッ
貴女「…太宰です。首領、失敗です」
森「そっか。そう簡単には行かないね。
でも諦めるのはまだ早い。大丈夫だよ」
貴女「……」
どうして兄さんはマフィアを否定するんだろう
兄さんが戻れば全て解決することなのに…
森「A君」
貴女「はい」
森「今すぐ戻ってきなさい」
貴女「首領?」
森「戻るんだ」
貴女「了解です」
少し声を荒らげていた
こんな首領は滅多にない…
貴女「一体何が…」
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ライ - 続きみたいです ただ病気などには気をつけてくださいね (4月26日 21時) (レス) @page11 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 二度目は無くってよぉっで吹いた (3月4日 17時) (レス) @page2 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 苓さん» コメントありがとうございます😆他の作品も読んで頂けなんて…😭書物は凄く面白いお話なので共有出来て嬉しいです!こちらこそ本当にありがとうございます🥹これからも楽しんで頂けるよう努めますのでよろしくお願い致します🥰 (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます😆そのように言って頂けてとても嬉しいです🥹これからも頑張ります! (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
苓 - 長く拙い文章で申し訳ありません。失礼しました。 (2月23日 14時) (レス) id: 50b5b27097 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高杉りた | 作成日時:2024年2月11日 21時