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第109話 ページ9

太宰side






監視が着いていた





トイレに行くふりをし




人気のない暗がりに足を進める






太宰「ここなら人目もない。出てきたら?」





待ってたかのような速さで喉元にナイフが冷たい





太宰「やぁ、銀ちゃんか。背伸びたね」




そしてナイフの次は拳銃の音





太宰「要件は?」




樋口「この銃が要件だとは思いませんか」




太宰「思わないねぇ。暗殺部隊にしては人選が半端だ。


私を殺るなら、中也かAのどちらk____」




貴女「生憎…私もいます、兄さん」




太宰「………Aっ!」





コツコツと暗闇から現れた愛しい妹



まさかいるとは思わず声が大きくなった






太宰「どうしたんだい、君がいるなんて思わなかったよ

え、じゃあ暗殺?」



貴女「…違います。要件は別です」



太宰「聞こうか」




貴女「首領より伝言を預かって来ました」




太宰「…ふーん?森さんから」




わざわざ幹部のAが森さんの伝言を届けに来るなんて



一体何を云うのやら





貴女「…伝言は__」





森『太宰君。ポートマフィアの幹部に戻る気は無いかね』





太宰「………。


実におめでたいお誘いだ」




樋口「貴方の記録を見ました。貴方の血はマフィアの黒です

この国の誰よりも…」




太宰「人は変わるものだ。

現にそこの銀ちゃんだって昔がこんなに小さくて可憐な少女だったし


Aも、おしとやかな元令嬢だ」





樋口「・・・」




太宰「しかし腑に落ちないねえ。森さんがこんな茶番に人員をさくとは

しかも幹部まで。」




貴女「…兄さんを守るためです」



樋口「ボスはQを座敷牢から解き放ちました」




太宰「っ!馬鹿なっ何を解き放ったかわかっているのか」


樋口「ポートマフィアは手段を選びません」




貴女「ギルドとマフィアを相手に探偵社は生き残れません


兄さん。ポートマフィアに戻ってください」





太宰「探偵社は負けない。」






真っ直ぐ向けられるAの目は初めて見る



矢張りその目は探偵社にいるべきだと確信もあり、


私に対しての恨みが無くなっている…





太宰「…もしかしてA…君は私を許すのかい…?」

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設定タグ:文スト , 中原中也 , 太宰治   
作品ジャンル:恋愛
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ライ - 続きみたいです ただ病気などには気をつけてくださいね (4月26日 21時) (レス) @page11 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 二度目は無くってよぉっで吹いた (3月4日 17時) (レス) @page2 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 苓さん» コメントありがとうございます😆他の作品も読んで頂けなんて…😭書物は凄く面白いお話なので共有出来て嬉しいです!こちらこそ本当にありがとうございます🥹これからも楽しんで頂けるよう努めますのでよろしくお願い致します🥰 (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます😆そのように言って頂けてとても嬉しいです🥹これからも頑張ります! (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
- 長く拙い文章で申し訳ありません。失礼しました。 (2月23日 14時) (レス) id: 50b5b27097 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高杉りた | 作成日時:2024年2月11日 21時

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