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第102話 ページ2

貴女side





森「五大幹部会。

数年に一度、組織の趨勢を決定する時だけ開かれる

意思決定会議。」




貴女「………」




森「太宰君を敵に回すという事はこういう事」





五大幹部が集まるという事だけでその重みがどれ程か



兄さんは敵になれば厄介なんだな






森「太宰君を捉えたのは人虎捕獲の邪魔をされないためなんだけど」



貴女「捕まったのはわざとです。何か理由があるのでしょう

そしてその手紙は万が一の為のものだと思います」




森「私達が彼を殺すつもりはなくても


太宰君はポートマフィアを潰しかねないからねえ

あの手紙が本当だったらメンツ丸つぶれだよ」




貴女「そこで五大幹部会を…」




森「そういう事。


君は初めての会議になるからね。

でも中也君がいるから大丈夫」



貴女「大丈夫って…」





声色と説明の数が合わない





森「ささ、話は以上だよ。

太宰君の所に行ってもいいよ」



貴女「分かりました。

兄さんに用はありませんが中也さんを迎えに行きます」




森「素直じゃないねぇ」






ニコニコした首領の背を向け部屋を出る





にしてもポートマフィアをこれだけ動かすなんて


元幹部の裏切りは相当堪えるようだ



なのに兄さんに手を出さないとは…





貴女「通して貰えるか」



黒男「太宰幹部だ。開けろ」






厳重な見張りまで…





黒男「この先の扉の奥です」



貴女「ありがとう」




薄暗い地下へ向かう階段



地下の暮らしを思い出す…





太宰「&/@。)'!」


中原「/:?。&@」





二人の声だ




双黒…。



そう思うと




兄さんがマフィアでは無い今



二人の掛け合いは凄く貴重なんだろう





現幹部と元幹部な訳だし




私はとんでもない二人の間にいるんだな…




そして地下で二人きりなんて







いったい何を話して___








中原「二度目は無くってよぉっ」

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設定タグ:文スト , 中原中也 , 太宰治   
作品ジャンル:恋愛
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ライ - 続きみたいです ただ病気などには気をつけてくださいね (4月26日 21時) (レス) @page11 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
ライ - 二度目は無くってよぉっで吹いた (3月4日 17時) (レス) @page2 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 苓さん» コメントありがとうございます😆他の作品も読んで頂けなんて…😭書物は凄く面白いお話なので共有出来て嬉しいです!こちらこそ本当にありがとうございます🥹これからも楽しんで頂けるよう努めますのでよろしくお願い致します🥰 (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 麗さん» コメントありがとうございます😆そのように言って頂けてとても嬉しいです🥹これからも頑張ります! (2月25日 19時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
- 長く拙い文章で申し訳ありません。失礼しました。 (2月23日 14時) (レス) id: 50b5b27097 (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高杉りた | 作成日時:2024年2月11日 21時

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