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第39話 ページ39

中原side





中原「あーっ…疲れた…」




今日は面倒事が多かったが予定より早く終わった




中原「早く帰りてェ…A、何してンだろうな」



だが報告が先だ…





本部の扉をくぐりボスの元へ向かう





黒男「まだ戻られていないそうだ」


黒男「小組織相手だろ?何かあったのか」




中原「なんだァ?」





何やらザワついてンな…





黒男「な、中原さん!!!」


中原「おう、手前は姐さんとこの…」





俺を見つけた一人がすげェ剣幕で走ってきた





黒男「大変です中原さん!」


中原「な、なんだ?どした」



黒男「太宰さんが任務から帰って来ません!」




中原「………。待て、どういう事だ。


あいつは俺がいねェと任務には、」




黒男「小組織の壊滅を任され他の部下を連れて出ています!」




中原「っ」





その言葉を聞きボスの所へ飛ばす




中原「ボス!!!」



森「…中也くん」



中原「どういうことだ!


俺ァあいつを動かすなと言ったろ!」




森「彼女も立派な君の部下だ。このくらいの仕事は任せていいと思った。

だが……



他の部下のみ帰ってきて


彼女は未だ敵組織にいる」




中原「詳しく話せ!!」



森「帰ってきた者の話によると


敵はAくん以外の者を捉え

Aくんにこう持ちかけたそうだ




仲間を逃がすか一人で逃げるか」




中原「そんなもん、あいつはっ」



森「あぁ。仲間全員を逃がすのと引き換えに


Aくんが残った。」




中原「くそっ」





森「紅葉くんを向かわせている」






部屋から飛び出す時に聞こえた姐さんが向かっているという情報


だから残っていた姐さんの部下はこの事を知ってたのか




車なんか呼んでられねェ



重力で飛ぶか…



prrrrr



中原「姐さん、俺です」


紅葉「中也。話は聞いたかえ」


中原「はい、場所を教えてください」


紅葉「携帯に送る。わっちも急いでおるがお前の方が早いじゃろう」


中原「…敵の望みは…」


紅葉「人質を取ったのにこちらへの要求も脅迫もない。

となると残りは…マフィアの情報じゃ」


中原「それじゃあいつは…」


紅葉「あぁ…。拷問を受けている可能性が高い」


中原「っ」


紅葉「そして未だ敵の動きがないということは…






.






Aは今も喋らず拷問に耐えているか

殺されたかのどちらか」

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設定タグ:文スト , 中原中也 , 太宰治   
作品ジャンル:恋愛
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リムル=テンペスト - とても面白いですね 僕もこんなふうに才能あったらなぁ (3月22日 20時) (レス) @page9 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 狐の鈴さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!モチベ上がります頑張ります!!! (12月29日 13時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - お話がとても面白いです!!これからも体調に気を付けて更新頑張って下さい! (12月29日 2時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)

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作者名:高杉りた | 作成日時:2023年12月27日 18時

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