第32話 ページ32
貴女side
貴女「……昇格?」
森「そうだよ。君は中也くんと同じ出世頭。
幹部まで上り詰めるだろう」
貴女「……………」
兄を撃っただけでマフィア側と何故信じれるのだろうか
兄もマフィアも裏切る第三陣営の可能性は考えないのだろうか
貴女「……………興味無いです」
森「どうして?デメリットなんてないはずだが」
貴女「メリットも求めていません」
森「じゃあ昇格してくれとお願いしたら?」
貴女「断ります。」
森「何故?」
貴女「私は中原さんの部下でありたい」
中原「…おい……」
森「ははは。これは予想外な回答だね」
上を向き大口で笑う首領
森「だいぶ慕われてるみたいだね中也くん。
君の部下は皆、君に心酔する」
中原「…あぁ…はい」
首領の言葉に少し困ったように中也さんは笑った
森「部下でいたいというのは何故かね?」
貴女「…………中原さんのおそばを離れたくありません」
中原「・・・」
森「もしかして君達……」
中原「ち、違います。」
ニヤニヤと顔を歪ます首領と
顔を赤くし慌てる中也さん
森「大丈夫だよAくん。
昇格はするけど中也くんのそばを離れることはないよ」
貴女「……」
森「君が五大幹部にあがっても
君は中也くんのそばにいていい」
貴女「ほんとですか」
ちらりと中也さんへ目線を移す
中原「…あァ。」
貴女「何故目をそらすんです?」
中原「なんでもねェ…」
帽子で顔を隠してしまった
森「いいねぇいいねぇ。
中也くん、私は応援するよ」
中原「ちょっと黙ってください」
155人がお気に入り
感想を書こう!(携帯番号など、個人情報等の書き込みを行った場合は法律により処罰の対象になります)
リムル=テンペスト - とても面白いですね 僕もこんなふうに才能あったらなぁ (3月22日 20時) (レス) @page9 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 狐の鈴さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!モチベ上がります頑張ります!!! (12月29日 13時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - お話がとても面白いです!!これからも体調に気を付けて更新頑張って下さい! (12月29日 2時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
作品は全て携帯でも見れます
同じような小説を簡単に作れます → 作成
この小説のブログパーツ
作者名:高杉りた | 作成日時:2023年12月27日 18時