第24話 ページ24
貴女side
中也さんが解除しようとして消えた…
中原「もっかい行くか」
貴女「え…あ、はい」
肩を叩かれ
また身体に重力が重くのしかかる
貴女「っ…」
異能力を唱えるが
やはり消えることはない
中原「さっきのはなんだったんd_」
貴女「あれ」
中原「…俺じゃねェ」
貴女「……………………まさか」
中原「遅れて、無効化されてンのか」
貴女「………………………いや…
もう一度お願いします」
中原「こんなに俺の重力に潰されるやつは手前しかいねェぞ」
貴女「中也さん、今度はずっと触れていて貰えますか」
中原「…わかった」
貴女「お願いします」
再び身体が重くなる
そして
異能力_斜陽
中原「……A?いつまでやンだ?」
貴女「……中也さん…分かりませんかっ」
中原「ん?何が__これは……」
だんだん
軽くなる身体
中原「さらに重い重力にしても…力が…消えてく、」
貴女「………やっぱり…」
すると今度は完全に重力が解除された
貴女「……………兄さんの人間失格は
一瞬でも触れただけで異能を無効化…
それに対して私は……徐々に異能を無効化していくようです…」
中原「みてェだな」
貴女「…そして…無効化までの時間は
触れてる時間によって左右されている…」
中原「今みたいに対象の俺がずっと触れてる間は無効化までの時間が早いって訳だ」
汚濁の時も中也さんは私の頬に触れていた…
中原「だとしたら芥川の時はあれはなんだ」
貴女「…おそらく、首に触れた時…既に発動していて
黒獣が襲ってくる直前で完全に無効化したのかと…」
中原「なるほどな…。」
貴女「………」
中原「どうした?異能を操れるようになったんだぜ
もっと喜べよ」
貴女「…………こんなの…失敗作ですよ」
中原「あ?」
貴女「………一瞬で無効化できないんじゃ……
中也さんの汚濁を止めるのは、難しい…」
中原「………」
貴女「私が触れるタイミングを間違えれば
敵は倒せず無効化してしまうか
完全に無効化されるまでに中也さんが…」
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リムル=テンペスト - とても面白いですね 僕もこんなふうに才能あったらなぁ (3月22日 20時) (レス) @page9 id: 93fa3720ae (このIDを非表示/違反報告)
高杉りた(プロフ) - 狐の鈴さん» コメントありがとうございます!すごく嬉しいです!モチベ上がります頑張ります!!! (12月29日 13時) (レス) id: 795a11b87e (このIDを非表示/違反報告)
狐の鈴 - お話がとても面白いです!!これからも体調に気を付けて更新頑張って下さい! (12月29日 2時) (レス) id: 194b92769c (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:高杉りた | 作成日時:2023年12月27日 18時