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しばらく車を走らせてる間もテヒョンさんは好奇心旺盛のようで質問攻めにあった
TH「どうして韓国に来たの？旅行？」
「おばあちゃんが韓国にいるので会いに…」
TH「だから韓国語ペラペラなんだ」
「えぇ、まぁ…」
TH「おばあちゃんっ子なんだね」
「そうですね」
TH「ってことは、Aさんクオーター？」
「そうなりますね」
TH「Aさんは何歳？」
「32です…」
TH「えぇー！見えない！じゃあヌナだね！」
「？…ヌナ？」
TH「韓国ではお姉ちゃんのことヌナって呼ぶんだよ」
「へぇ…」
TH「僕の方が年下だからテヒョンって呼んでね？ジョングガも呼び捨てでいいから、あと敬語もなし」
「私も呼び捨てでいいです、ちなみにテヒョンさ…テヒョンは何歳なの？」
TH「26だよ、ジョングガは24」
「若っ！ちなみにちなみに…何のお仕事され…してるの？」
TH「アイドル？アーティスト？」
「あぁ、やっぱり…」
TH「？」
「だからそんなにかっこいいんだ」
TH「かっこいい？ホントに？」
嬉しそうに照れてはにかんでるテヒョンは年相応というよりは幼く感じて可愛い
TH「BTSって知ってる？」
「ごめんなさい、名前だけは聞いたことが…」
TH「そっかー、もっと頑張らないと！なぁ、ジョングガ」
JK「……………」
TH「Aは？どんな仕事してるの？」
「私はドッグカフェで働いてるよ…あとは獣医のバイトとか」
TH「獣医さんなの？すごーい！だからタニもあんなに懐いてたんだね」
たくさん話しかけてくれて、ひとつひとつに反応してくれて…この人は純粋で温かい人なんだなって初対面ながらに感じた
JK「ヒョン、もうすぐ着くよ」
テヒョンの家に着き、タニ下ろすまで会話が途切れることはなかった
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作者名：Jelly | 作成日時：2022年3月13日 16時
