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ある日
今日はジョングクに日本語を教えてる
毎回ちゃんと鉛筆とノートを持ってきて、しっかりメモをとってる
意外とマジメなんだな
ジョングクが知りたい日本語をメモしてきてるから、それについて回答する
内容はほとんどファンの方へ向けてのメッセージみたいなもので、すごくファンを大切にしてるんだなって思う
字も丁寧に書いてるし
「そうそう、これは…」
JK「A、スマホ鳴ってるよ?」
「ん?あとでいいよ」
JK「でもずっと鳴ってる、出ていいよ?」
着信画面を見ると高校のときの友達だった
「もしもし?」
電話に出るなり「あんた今、どこにいるの?」と大きな声で言われて耳がキーンってなる
高校のときの担任の先生が退職するらしく、同窓会も兼ねて集まろうと招待状を送ったけど戻ってきたらしい
そして、女性陣の独身貴族は私とその子の2人だけ
つまり強制参加しろという電話だった
「今回はパス…」
えりな「だめ!強制参加!私は幹事だからパスできないの!私一人で惨めな思いをさせる気か!」
「…わかった、行くよ」
えりな「じゃあ招待状再送するから住所教えて?」
「あぁ…写メ送ってくれたらいいよ」
えりな「送るよ!ってかA、今どこに住んでるの?」
「…かっ…かっ…かっ…韓国」
えりな「はぁぁぁぁぁ?」
「まぁ、そのことについては今度会ったときに…ね?だから写メ送って」
なんとかえりなを落ち着かせて電話を切った
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作者名:Jelly | 作成日時:2022年3月13日 16時