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『…え』
予想していなかった言葉に思わず声が出る。
汐恩は目を逸らしているけどその耳は赤くなっていた
汐恩「…大勢だと集中できんから、…あ、でもあかんかったらいいよ!別に、その…」
あぁ、そうゆうことか…
そうだよね、人が多いと集中出来ないよね
てっきり2人だけがいいのかなって、勘違いしちゃったじゃん!ほんと自分バカ
恥ずかしい…
『そ、そうだよね、人多いと集中出来ない時あるよね…(笑)』
汐恩「あぁ、それはそうなんだけど、ってゆうか本当はそうじゃなくて…」
『…?』
本当はそうじゃない?
どうゆう意味なのか分からず、汐恩は他に何か言いたげそうで、また頭をかいた。
汐恩「市川と、」
「Aー!汐恩ー!」
汐恩が何かを言いかけた時、後ろから聞こえる私たちを呼ぶ大きな声。
『あれ、どうしたの?』
木全「2人遅いから迎えに来たよ〜」
凛「もう帰ろ〜お腹空いた」
真由「はい!Aのカバン」
『あー、ありがとう』
「さー帰るよー」、そう言って歩き出す凛に他の皆も続いていく。
まだ汐恩と話し終わってないし、何か言いかけてたんだけどな…
何だったんだろ、気になる
真由「A?、どうかした?」
『あぁごめん!…帰ろっか』
立ち止まっていると、階段の前で待つ真由の呼び掛けにハッとして急いで階段を下りる。
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凛「あーついなー」
碧海「夏やからなー」
真由「夏休みプール行こうよ」
祥生「えー焼けちゃうよ?」
真由「はー?、男子が言う?それ」
碧海「市営プール行けばいんちゃう?」
凛「全然面白くないでしょ(笑)」
いつものように真由と凛、碧海と祥生4人の言い合いを聞いて、汐恩の話の続きにモヤモヤした気持ちを残したままその日は帰った。
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_夏休み
木全「Aーあーつーいーーー」
『知らなーいー』
夏休みが始まって数日目。
今日は昼から木全が家に来ていて、さっきから暑い暑いばっかでうるさい。
木全「てか分からない、分からなすぎ!これ日本の言葉じゃないでしょ?」
『何言ってんの?(笑)』
さっきからずっと宿題とにらめっこして何やら意味の分からないイチャモンをつける木全。
分からないのはそれを理解できてない木全、自分の頭の悪さが理由です
『ご飯食べて休憩したら?、はいどうぞ』
木全「やったー!Aのご飯美味いんだよね〜」
『ありがとう(笑)』
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李利(プロフ) - Risana.さん» コメントありがとうございます!素敵なお言葉に感謝します。沢山いる書き手の中で私の作品を見つけて下さり、読んでいただけることが嬉しく、これからも楽しんでいただけるよう頑張ります!もっと頬を緩ませちゃいますわっ!! (2021年7月26日 20時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
Risana.(プロフ) - 良い作品もですが良い作者さんに逢えました。これからも読ませていただきます!頬が緩んで仕方ないです。ありがとうございます! (2021年7月25日 17時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます!そう言っていただけて励みになります(泣) 楽しんでいただけて良かったです。これからも楽しんでくれたら!と思います! (2021年7月16日 23時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - この作品大好きです!! (2021年7月16日 0時) (レス) id: 5475109df0 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます!楽しみにして下さって感激です…(泣) 蓮くんこれから出てくるのでそれまでドキドキしてお待ちしてて下さい! (2020年8月21日 1時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名:李利 | 作成日時:2020年8月14日 1時