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真由side
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『あれ、後輩くんは？』
さっきまでAの隣にいた後輩くんがいなくなっていた
A｢あーもう友達のとこに行ったよ｣
『そうなの？』
凛｢Aに連絡先聞いて嵐のようにビューン！ってね (笑)｣
A｢ほんとに早かった、何が起きたか一瞬分からなかったもん｣
Aの隣であんなに嬉しそうに話していたのに (笑)
『何で仲良くなったの？』
A｢何でだったかな…、あ、理科室に忘れ物取りに行った時だ。その時に初めて喋ったかな｣
凛｢え、それで仲良くなるの？｣
A｢うーん(笑)、豆原くんが話しかけてきて、それから校内で会う度に挨拶みたいなするようになった感じ？(笑)｣
凛｢すげぇー｣
恐るべし後輩豆原くん。
たまたま忘れ物を取りに来た先輩と鉢合わせて話しかけるって、それこそ強いけど
そんな豆原くんの気持ちを分かってないAも強いと思う (笑)
たぶん、いや絶対に、
『後輩くん、Aのこと好きなんじゃない？』
確実だと思うな私は
さっきAと話してる姿を見て思ったけど、ただの後輩として先輩に絡んでるんじゃなくて、憧れ以上の好意みたいな、Aを見つめる目が優しかった
そんな豆原くんの視線に気づかないでAはいつも通りに喋って、視線を合わせるから豆原くんの耳ずっと真っ赤だったよ？
凛｢あー、その可能性あるね｣
A｢いやいや、そんな事ないでしょ(笑)｣
『何でそう言いきれるの？』
A｢私年上だよ？、それにこんな人好きになるわけないじゃん｣
そう言うAだけど、ほんとにこの子は恋に鈍感
モテるのに相手からの好意に気づかないし、自分からも恋をしたことが無いみたいだし
『後輩くんが好きって言ったら嫌だ？』
A｢嫌とかじゃなくて、ありえないってこと(笑)｣
『えー、じゃぁAはどう思ってるの？後輩くんのこと』
A｢ただの後輩としか思ってません〜、もうお腹空いたから何か買いに行こ！｣
『話終わってないー！』
A｢もう終わった！、終わり！｣
この話から逃げるように屋台に走っていくA
あんな分かりやすい好意に気づかないってどんだけ鈍感なんだよ！
祥生｢たこ焼き買うけど、市川も食べるやろ？｣
A｢うん、真由！たこ焼き食べるでしょ？｣
『食べる！！』
Aの心をつかむまで相当長くなると思うけど、
必死に頑張るんだよ後輩くん
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李利(プロフ) - Risana.さん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉に感謝します。沢山いる書き手の中で私の作品を見つけて下さり、読んでいただけることが嬉しく、これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！もっと頬を緩ませちゃいますわっ！！ (2021年7月26日 20時) (
レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
Risana.(プロフ) - 良い作品もですが良い作者さんに逢えました。これからも読ませていただきます！頬が緩んで仕方ないです。ありがとうございます！ (2021年7月25日 17時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて励みになります(泣) 楽しんでいただけて良かったです。これからも楽しんでくれたら！と思います！ (2021年7月16日 23時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - この作品大好きです！！ (2021年7月16日 0時) (レス) id: 5475109df0 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって感激です…(泣) 蓮くんこれから出てくるのでそれまでドキドキしてお待ちしてて下さい！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李利
| 作成日時：2020年8月14日 1時
