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＿夏休み 終盤
･
木全｢Aまだー？｣
『もう少しー』
寝室の全身鏡の前で髪を整える。
今日はずっと楽しみにしてた夏祭りの日。
木全｢ねぇ、祭り何時からだっけ？｣
『ちょっ！急に入ってこないでよ！』
木全｢えっなんで｣
『着替えてたらどうするの、ノックぐらいしてよ』
木全｢あ、すいません｣
木全が急に扉開けて普通に入ってくるもんだからびっくりする
着替え終わってたから良かったけどさ
木全｢浴衣じゃないんだねA｣
『あー、見つからなくて浴衣。…どこ置いたかな』
木全｢そうなんだ、見たかったな浴衣姿｣
『え？なんで』
木全｢ん？、なんで？、…なんとなく？｣
『何それ (笑)』
木全｢浴衣のA可愛いもん｣
って、
なんで急にそんなこと言うの？
木全｢どうかした？｣
黙って木全を見てると不思議そうな顔をする。
いやいや、今木全が可愛いって普通に言うからそりゃびっくりするでしょ
時々、木全はそういうことを平気で言ってくる
別に恋愛感情は無いけれど、｢可愛い｣なんて言われるとやっぱり恥ずかしくなるし、
木全｢A？｣
『…なんでもない、行こっか？』
木全｢あ、うん！｣
反応にすごく困るんだよなぁ
木全は思ったことをすぐ言うから、木全にとっては何気ない言葉なんだろうな
木全｢いっぱい美味しいの食べたいなー！焼きそばもたこ焼きでしょ、チョコバナナにーあとは｣
『わたあめ！』
木全｢わたあめ！それも！｣
皆との待ち合わせ場所まで木全と2人で向かう。
近くになれば、夏祭りに行くであろう人達が多くなってきて浴衣を着てる人や家族連れもいっぱいる。
こうゆう祭りだなーって思える雰囲気が好きだったりする
木全｢皆どこかな｣
『んー、入り口の前にいると思うけど』
木全｢あ、危ない｣
『へ？』
木全に腕を引かれて木全によりかかると、目の前を小学生くらいの男の子達が走って通って行った。
木全｢ぶつかりそうだった｣
『ありがとう』
木全｢人多いと思うしはぐれないようにしなきゃね｣
『はぐれないよ(笑)、木全の方が心配』
木全｢ひどいこと言うね(笑)｣
｢Aー！おーい！｣
名前を呼ぶ声がして、声の方を振り向けば真由が手を振っていた。
『あ、皆いるじゃん！』
木全｢いたいた〜、よぉ〜｣
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李利(プロフ) - Risana.さん» コメントありがとうございます！素敵なお言葉に感謝します。沢山いる書き手の中で私の作品を見つけて下さり、読んでいただけることが嬉しく、これからも楽しんでいただけるよう頑張ります！もっと頬を緩ませちゃいますわっ！！ (2021年7月26日 20時) (
レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
Risana.(プロフ) - 良い作品もですが良い作者さんに逢えました。これからも読ませていただきます！頬が緩んで仕方ないです。ありがとうございます！ (2021年7月25日 17時) (レス) id: fc4ba5df33 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - nanakoさん» コメントありがとうございます！そう言っていただけて励みになります(泣) 楽しんでいただけて良かったです。これからも楽しんでくれたら！と思います！ (2021年7月16日 23時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
nanako(プロフ) - この作品大好きです！！ (2021年7月16日 0時) (レス) id: 5475109df0 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - みさん» コメントありがとうございます！楽しみにして下さって感激です…(泣) 蓮くんこれから出てくるのでそれまでドキドキしてお待ちしてて下さい！ (2020年8月21日 1時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李利
| 作成日時：2020年8月14日 1時
