･届かぬ気持ち ページ37
･
日菜「えっと、私は…分かると思うけど翔也君が、好き、です…。それで、翔也君の気持ちは知ってるけど、今最後に話さないで後悔するよりは話したかったから」
翔也「うん」
日菜「…第一印象で２人いたのに、気づいたらもう翔也君しか見てない自分がいてね、…私は翔也君が好きなんだなって気づいたの…(笑)」
─
Niki「良いですね」
─
翔也「…ありがと、へへ」
日菜「私は翔也君が好きだから、…翔也君だけを、待ってる」
翔也「…うん、…ありがとう。日菜ちゃんが僕をこんなに想ってくれるのがすごい嬉しいし、いっぱい伝えてくれてありがとう、ございます」
日菜「うん (笑)」
翔也「だから、…僕も伝えたいことがあって」
日菜「？、うん」
翔也「今日まで沢山日菜ちゃんと話して、えっと、日菜ちゃんの事も考えようって思ってた」
日菜「うん、ありがとう」
翔也「うん、…でも」
日菜「…」
翔也「僕は、…他に好きな人がいて」
─
井上「んー、日菜も辛いだろうし翔也も話すの辛いやろうなぁ」
Niki「切ないですね」
─
翔也「今その人のことをもっと知りたいって思ってる。…だから、日菜ちゃんの気持ちには、…答えることが出来ない、です…」
日菜「…そっか、…うん、分かった」
翔也「ごめんなさい」
日菜「ううん、大丈夫 (苦笑)、翔也君が出した答えだから、ね」
翔也「…ごめん」
日菜「私は短い間で好きになれるって思わなかったから、…うん。だから、翔也君を好きになれて良かったって、思ってます」
翔也「ありがとう、一緒に話したり楽しかったよ」
日菜「私も (笑)」
翔也「じゃぁ、行くね」
日菜「うん、ありがとう」
｜
日菜「………、(泣)、すいません、っ」
日菜「……もぅ届かないって分かってた、っし、…このツーショットで、…答えを言われるかもってなんとなく思ってて (苦笑)、…もっと頑張れば良かったのかな…」
─
鷲尾「頑張ったよ、たくさん伝えてた」
Niki「うん、1番伝えてました」
─
蓮「翔也、おかえり」
翔也「…ただいまです」
景瑚「どうした？(笑)」
翔也「んー、うーんと…ずっと真っ直ぐ気持ちを伝えてくれたんだけど、僕がその気持ちに応えられない」
汐恩「あー、翔也は他に好きな子がおるからってことやんな？」
翔也「…うん」
そこへもう1度やってきた女子が1人。
─
井上「Aや！２回目」
鷲尾「これは拓実君じゃないですか？」
─
A『2回目なんですけど…、蓮君、いいですか？』
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李利(プロフ) - かさん» コメントありがとうございます！すごくそのお言葉嬉しく思います…(泣) 楽しんでいただけて書いてよかったなと思います。いつか新章を書いた時はぜひ読んで下さいね！(^^) (2021年8月19日 2時) (
レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
か - 李利さんの描く今日好きの本当にお話大好きです泣 また今日好きシリーズのお話を描く機会がありましたら、その時も沢山読ませて頂きます！すごく素敵なお話でした（ ; ; ） (2021年8月16日 23時) (レス) id: 17aac50915 (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - あさん» あ様。拓実くん最後は届かずでしたがキュンキュン出来たなら私も感無量です…(泣) こちらこそお話を楽しんで読んでくださりありがとうございました！ (2020年8月17日 2時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
あ - すごく良かったです！最後は私的には拓実が好きなので拓実と結ばれて欲しかったですけど、めっちゃキュンキュン出来ました！実際にこんなこと起きないってわかっているからこそ、夢中になって楽しめました！ありがとうございました！！お疲れ様でした！ (2020年8月16日 17時) (レス) id: 6f62be05cd (このIDを非表示/違反報告)
李利(プロフ) - はるきんさん» はるきん様。いつもコメントありがとうございました(泣) 蓮君に100票入れてくださっていたのに結ばれない結果となり何て言葉をお掛けしたらいいのか…(( お話読んでいただきありがとうございました！また作品を作った時は読んでくださると光栄です！ (2020年6月9日 0時) (レス) id: 95679fc645 (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：李利
| 作成日時：2020年5月25日 3時
