小悪魔がーる [[微裏!green]

そんな ページ8

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ホテルを出て、仕事場に向かう。

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今日は、歌番組の収録か。

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あ…

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亮ちゃん、おるやん。

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向こうは知らんといえども、
なんかめっちゃ気まずいわぁ〜…

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忠「ちーす」
村「おお大倉!遅かったやん。眠そうやなー」
亮「女遊びかぁ?笑 アイドルのくせにあかんやろー」

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亮ちゃんが笑いながら聞いてくる。

なんかそれすらも胸が痛い。

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忠「亮ちゃんも夜遊び激しいくせに」

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なにげなーく聞き出してみる。

Aちゃんのこと。

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そしたら、亮ちゃんは照れながら

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亮「俺な!!女、一人に絞ってん!//」

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忠「ぇ！」
渋「ええ!?亮、めっちゃ遊んどったやん!」
丸「亮ちゃん彼女できたん!?おめでとー!」

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驚き方、我ながら迫真の演技。

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忠「どんな子なん?」

亮「や、最初は夜遊びからやってんけどな、
今までの女で一番よくて…
そっから、かな。」

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亮ちゃんも夜きっかけなんや。

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亮「また今度、紹介するわ」

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嬉しそうにAちゃんのことを話す亮ちゃん。

あかんな、俺。

やっぱ引き下がろっかな。

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うん、

Aちゃんは、恋愛対象にせんとこ。

忘れよ。

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そう思った今日がせめて、

木曜日じゃなかったらよかったのに。

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