しんしょく ページ13
翌朝、寒気もスッキリと収まりお母さんが作る朝食を食べる。
(「まただ、全然味が分からない。」)
見た目は凄く美味しそうなのに、いざ食べ始めると味のしないゼリーでも食べているような感覚が口の中を過る。
心配かけないように全部食べたが満足感は得られなかった。
おじいちゃん先生にも念のため診て貰ったが「異常無いね。」とむしろ健康体であると太鼓判まで押された。
フラりと石切神社に立ち寄れば、おじいさん神主が私を見るなり血相を変えてやって来た。
「私が見ない内にこんなことになるなんて！」
「なんかありましたか？」
そう返す私を恐ろしいとばかりに目を細めるおじいさん神主。
「一度社務所で話そう、これは大変なことになった。」
「神隠し？」
「聞いたことくらいあるだろう？神様が気に入った人間を自分の領域に隠すこと。」
「でもそれ迷信でしょ？昔の口減らしを神様のせいにしちゃえみたいな。」
「けれどお嬢さんの場合それが現実に起こりそうなところまで来ているんだ。
最近何か体調とかに変化はない？」
体調の変化。
「ある、かも。」
おじいさん神主の言葉が私の心にぐさりと刺さった。
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まりえもん。(プロフ) - ヤンデレみっちゃん。よきですぞ(*´-`)ナイス作者 (2018年9月26日 23時) (
レス) id: 327421a364 (このIDを非表示/違反報告)
ミミソラ* - ああああああ！みっちゃん尊い！ つらみ！ (2018年8月31日 23時) (レス) id: 0cbc5dfe9b (このIDを非表示/違反報告)
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作者名：ﾈｰｻﾝ予備ﾌｧｰﾏｼｽﾄ | 作成日時：2018年1月4日 12時
