キールに沈んで (ページ30)

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しばらく抱き合ったあと

「動いていいい？」

『うん』

私を上にまたがらせたまま
ゆるゆると動き始める

ゆっくりだけど奥に当たって気持ちいい

「はぁっ…、気持ちいい…」

2人のは息が混ざる

ゆっくりと私を押し倒すと
少しずつ動きを変えながらスピードを早める

『ああっ…ん、それだめぇ』

動きは止めずに
同時に突起をグッと押されて
今まで感じたことない刺激が走る

「すごい締まる」

『言わなくていいっ、あっん』

「かわい」

『やぁっ！あぁ！ほんとにダメ』

中からも外からも
刺激が強すぎておかしくなりそう

『ひろっ、みつ』

「ん？」

『キ、スしたいっあっ…！』

何とか自我を保ちたくて
体を寄せた彼の唇にしがみつく

「A」

『ああっやぁっ…、』

宏光が前傾になってキスを落としてくれるけど
余計にイイ場所に当たって堪らない

「イっていいよっ…！」

『あっ…ん、ああ』

大きな波がもうそこまで来てるのが分かる

『…！！！やあ！！』

あ、もうそろそろダメだ
と思った時
宏光がまた突起をグッと押すから

油断していた訳じゃないけど
いっぱいいっぱいだったところに
強すぎる刺激のせいで……