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Aは一瞬驚いたように固まって、
慌てたのか、顔を真っ赤にして、
A「わた、私、侑の様子みてくる!」
と、俺の手を振り払って部屋に入っていった。
____…やりすぎた、かなぁ
「ただいまー!」
宮治「おかえり」
オカンが帰ってきて、
「えっハンバーグあるー!Aちゃんありがとー!」
用意されてたハンバーグに感動して、
すぐさま食べていた。
いや、息子は無視かい。
オカンは明日の仕事が朝早い時間に変更されたらしくて、
侑の様子みて、Aと少し話して、
帰ってきて1時間も経ってないのに部屋で寝に行った。
しばらくリビングで携帯を触ってたら
侑とAの会話が聞こえへんくなった。
宮治「俺もそろそろ寝よ…」
部屋に入ると、二段ベッドの下で寝息を立てる侑と、
枕元に寄り添うように突っ伏して寝ているA。
宮治「Aー、風邪移んでー」
A「…んー…」
今日一日の疲れが出たのか、一回起きたものの
またぽふん、と元の体勢に戻ってしまった。
宮治「Aー」
肩を掴んでゆさゆさ揺らす。
相当眠たいらしく、
A「…もうここでいい…」
目を擦りながら、そこに突っ伏し動こうとしない。
宮治「…しゃーないなー」
流石に風邪ひくし、体勢はしんどそうやし、
ましてや侑の顔と近いのが気にくわん。
Aを抱っこした____…瞬間Aがガバッと起きた。
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作者名:カカシ | 作成日時:2019年11月20日 17時