【ハイキュー!!】これを愛と呼ぶなら。#4 (ページ18)

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宮治「大丈夫やって、誰も侑に興味ないみたいやし」

宮侑「なんっでやねん興味持てや！！」

治が見せてくれた画面には、

大耳『Aちゃん可愛いな』

角名『侑、場所代われや』

赤木『角名、違うで。代わるのは俺や』

A「私じゃん！」

治は笑いを堪えているように見えて、

口元のニヤニヤが抑え切れていない。

宮侑「あー…治のせいで熱上がったわ…」

侑が頭を抱えて、自室に避難した。

A「もー…」

顔を上げると、髪の濡れた治と目が合う。

治は、スッとタオルをAに差し出した。

ソファの下に座ってもらって、

タオルでわしゃわしゃと治の髪を乾かす。

A「痒いとこございませんかー？」

宮治「あーチョット左の耳の後ろと、後頭部と…」

A「ご自分でお願いしまーす」

宮治「ほななんで聞いたんや」

大方乾いた所で、侑とは違う銀髪の髪を撫でる。

ふんわりと、シャンプーの匂いがする。

A「わ、」

治はAの足をつかんでソファの下に落とした。

体制を崩して座ったAの足に、

頭をこてん、と乗せてくる。

A「なーに、侑の見て羨ましくなったのー？」

冗談で、そう言ったのに。

宮治「…かもしれん」

と横を向く治の耳が赤いのは、

絶対に冗談じゃない。